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図書館 (2) [日記(2015)]

キャパの十字架謎とき『罪と罰』 (新潮選書)四人組がいた。
  
 
 
 
 
 
 
 
 
 図書館にはまっています。リスト化した本がすぐに読めるので、読書三昧の日々です。netで検索、netで予約というのが、これに拍車をかけます。 スマホが使えるのも有り難い。

【新刊】
 人気作家の新刊は競争が激しいです。沢木耕太郎の『キャパへの追走』は予約順位3位(6/4時点)でしたが、浅田次郎『一路』は同26位(6/15時点)。前者は「発注中」が続いて1ヶ月経ってやっと予約順位1位、後者は予約順位4位まで来ました。まぁ気長に待つしかありません。図書館の新着情報をこまめにチェックして予約すれば、あまり待たされることもないかもしれません。

【絶版】
 最近の出版業界は回転が速いので、少し古い本は絶版が多いです。中身ではなく、売れないから絶版になるわけです。こういう本は誰にも読まれることなく書庫に眠っているので、すぐに借りることができます。ソルジェニーツェンの『収容所列島』は絶版ですが、図書館にはしっかりあります。そのうち借ります。

【翻訳】
 江川卓『謎とき 罪と罰』が面白かったので、同じ著者の翻訳で『罪と罰』を再読しようと思っています。検索すると亀山郁夫訳もあり、手持ちは工藤 精一郎訳ですから、3人の翻訳を読み比べるという贅沢もできそうです。チャンドラー『長いお別れ』も、清水俊二訳を読んだので、村上春樹の新訳と読み比べができます。 →たぶんやらないでしょうが。

【蔵書】
 積ん読もあって、押し入れまで本があふれています(というほどでもないですが)。場所をとり、おまけに重い。時々book offに売っ払うのですが、思い入れのある本はなかなか手放せません。図書館の本は読んだら返却ですから、在庫にならず好都合(家人は喜んでいます)。再読したい場合はまた借りればいいわけで、これはという本は買ってもいいかと思っています。
 逆に言うと、当面再読の予定なしので図書館で借りれる蔵書は売っ払ってもOKということです。となると、ほとんどの蔵書が売却対象となりますが...。
 
【面白い本
 読書予定のリストがどんどん消えるので、「面白い本」の情報収集が必要となってきます。新聞の書評欄もありますが、週刊文春などの「ミステリベスト10」「ノンフィクション賞」「直木賞」あたりを片端から読んでみるという手もあります。丸谷才一と大野晋の対談( 『光る源氏の物語』)には『日本語で一番大事なもの』があり、丸谷の源氏関連では『恋と日本文学と本居宣長・女の救はれ』があり、大野では『日本語練習帳』が面白そうです。同じ著者を読むというのもありです。西木正明『ウェルカム トゥ パールハーバー』は、三宅 正樹『スターリンの対日情報工作』で言及されていた本です。本から本へ情報が増殖してゆき、「読書予定」は目白押しです。 

【最近読んだ本】
沢木耕太郎 キャパの十字架
嵐山光三郎 悪党芭蕉
鈴木明 維新前夜 ― スフィンクスと34人のサムライ
高村薫 四人組がいた
江川卓 謎解き 罪と罰
みんなのArduino入門
笹本稜平 未踏峰
嵐山光三郎「不良中年」は楽しい
大野 晋, 丸谷 才一 光る源氏の物語 (上下)
嵐山光三郎 文人悪妻
三宅 正樹 スターリンの対日情報工作 
浅田次郎 輪違屋糸里(上下)
西木正明 ウェルカム トゥ パールハーバー(上)
平均2.5日で1冊のペースです。これはちょっとやり過ぎで、生活のバランスを考えてゆくり読みます(笑。

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タグ:読書
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