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2005年度 毎日出版文化賞 [日記(2005)]

国家の罠 外務省のラスプーチンと呼ばれて

国家の罠 外務省のラスプーチンと呼ばれて

  • 作者: 佐藤 優
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2005/03/26
  • メディア: 単行本


本年の毎日出版文化賞に村上龍の「半島を出よ」と佐藤優の「国家の罠」が選ばれた。毎日出版文化賞といえば、どちらかといえば人文科学系の堅い本が多いと思うが、この二つは正直びっくり。「国家の罠」は読んでいないが、著者はあの鈴木宗男問題で背任罪で外務省を追われた官僚であり、「半島を出よ」は確かに面白かったが、両者ともどちらかといえば時事的な主題であり、正直毎日出版文化賞のようなものを受賞するとは予想外である。
受賞理由は、
「国家の罠」については、『「国策捜査」の罠に落ちた政治的確信犯として自らを位置づけ、その正当性を主張する国家に対する告発の書・・・』
「半島を出よ」については、『村上氏は北朝鮮という「他者」の仮構によって日本という「システム」の機能的な弱点を徹底的に考え抜き、今日の時代状況を壮大な思考実験として提示している。』
であるらしい。
読書日記 →http://blog.so-net.ne.jp/e-tsurezure/archive/20050509


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