映画 300(スリーハンドレッド)2007年 [日記(2008)]
netで面白いと出ていたので観ました。R-15らしいですが、これは凄いです。血が飛び、首が落ち、屍累々の戦闘シーンが延々と続きます。というか、それだけです。300人のスパルタ人が1,000,000人のペルシャ軍と戦ったという『テルモピュライの戦い』を題材にしていますが、ほとんで劇画です。300人と1,000,000人の戦いなど普通あり得ないわけですが、狭隘な地に誘い込んで大軍の勢力を封じ込めて戦う訳ですから、それもアリですね。何で300人かと云うと、国を守るため神託とギリシャ評議会の停戦命令に逆らってスパルタ王・レオニダスは手勢300人で孤軍奮闘することになります。で、結局3日間持ちこたえ全滅します。
レオニダスに加勢を拒否された(ロード・オブザ・リングのゴラムの様な)スパルタ人の裏切りにより、ペルシャ人に背後を突かれるというエピソード、レオニダスに援軍を差し向けるため評議会を動かそとする妃ゴルゴーのエピソード、などもあるのですが、圧倒的な戦闘シーンの前には影が薄いようです。単に槍と剣による戦闘に加え(何しろペルシャ帝国ですから)インターナショナルな装備の戦士(オリエンタルな)が登場し、犀や像が出てきたりで飽きさせません。この辺りは『ロード・オブザ・リング』の二番煎じの感がありますが。余談ですが、盾を防御壁に円陣を組んだり、戦闘での『盾』の使い方は勉強になります、と云うかなるほど。まぁBC480年の活劇ですから。
ただ、やたら『自由』『栄光』とかアメリカ好みの台詞が飛び交い、『良妻賢母』みたいな妃が登場するのは頂けません。暑気払いの一編ですね。
監督:ザック・スナイダー
キャスト:
ジェラルド・バトラー
レナ・ヘディ
ロドリゴ・サントロ
場所、この辺りです。
2008-07-06 00:22
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