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映画 ラスト・オブ・モヒカン(1992米) [日記(2010)]

ラスト・オブ・モヒカン [DVD]
 こういう歴史+アクション映画は久々ですが、いいですね。アメリカ・インディアン(モヒカン族)に育てられた白人ホークアイ(ダニエル・デイ・ルイス)が、英国軍や同じインディアンのヒューロン族と戦い最後は恋を成就させてメデタシ、みたいな映画です。
 フレンチ・インディアン戦争の最中1757年が舞台です。アメリカはイギリス、フランス、オランダ、スペインなどの植民によって開かれたわけですが、英仏がメインで、ヨーロッパで両国が衝突する度にアメリカでもこの両国が角突き合わせていたようです。何故フレンチ・インディアン戦争と言うかというと、映画の方がよく分かるんですが、仏軍+インディアンVS.英軍という構図です。まぁそんなことはどうでもいいんですが、インディアンに育てられた『白人』がこの英仏戦争にからんでくることがミソなんですねぇ。出演者を並べると、

ホークアイ →主人公、インディアンに育てられた『白人』
チンガチェック →モヒカン族首長でホークアイの育て親
ウンカス → チンガチェックの実子でホークアイの弟
マンロー大佐 →英軍砦の指揮官
コーラ →マンロー大佐の長女、ホークアイと結ばれる
アリス →同次女
ヘイワード少佐 →英軍指揮官、コーラに求婚してフラれる
マグア →仏軍と組むヒューロン族の戦士

 だいたい分かりますね。ホークアイ vs. マグアかつホークアイ vs. ヘイワード大佐で、男女関係は、ホークアイ vs. コーラ vs. ヘイワード大佐となるわけです。

 インディアンの登場する映画と言うとケビン・コスナーの『ダンス・ウィズ・ウルブルス(1990)』を思い出します。こちらは南北戦争を背景に、北軍の将校とインディアンに育てられた白人の女性の恋をからめ、文明批評、白人批判の視点がありましたが、『ラスト・オブ・モヒカン』にそうした視点はありません。全くの『ターザン映画』です。

インディアンの斧による闘いや、先込め単発のマスケット銃による射撃が結構新鮮です。
ダニエル・デイ・ルイスが黒髪なびかせて大活躍、お相手マデリーン・ストウ は凜としてキレイです。

監督:マイケル・マン
出演:ダニエル・デイ・ルイス マデリーン・ストウ  

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