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映画 ナチュラル(1984米) [日記(2011)]

ナチュラル コレクターズ・エディション [DVD]
 アメリカの国技=野球を題材にした映画で、『がんばれベアーズ』のメジャーリーグ版です?。35歳か6歳でメジャー・デビューを果たした遅咲きのスラッガー、ロイ・ホッブス(ロバート・レッドフォード)が万年最下位のNYナイツをプレーオフまで引っ張って行くストーリーです。

 ロイ・ホッブスは、カブスのテスト受けにシカゴへ行く途中、銀の銃弾でスポーツ選手を暗殺する謎の女性に撃たれます。これが35歳までメジャーに現れなかった原因の様ですが、説明不足。なんで、銀の銃弾でスポーツ選手なんでしょうか。連敗に次ぐ連敗で、監督もスカウトが送り込んできたロイ・ホッブスを使ってみるんですが、このトウの立った新人が攻守に大活躍して連敗を脱出 ⇒メデタシメデタシ。まぁそんなストーリーです。
 笑うのが、ロイ・ホッブスの女性関係。女性は3人登場します。最初の女性は将来を誓い合った?幼なじみ(グレン・クローズ)。二人目が銀の銃弾でホッブスを撃ち、彼の人生を狂わせた女性。三人目が、彼の所属するチームの監督の姪メモ(キム・ベイシンガー)。このメモは、付き合う男をことごとく不幸にしてしまうという妖女。絶好調のホッブスがメモと付き合った途端に大スランプに陥りチームも連敗。ところがです、シカゴでの試合に件の幼なじみが応援に現れた途端ホッブスはスランプを脱出してチームも連敗脱出。この映画は、リーグは女性による『陰陽二元論』によって支配されているというホラー映画です、嘘。しかし、ホッブスの使うバットは、雷が落ちて稲妻によって倒れた木から作ったバットだっだり、銀の弾丸で撃たれたり、その『気』は十分ありますね。
 最後の、これで勝てばワールドシリーズだという試合、9回裏逆転の3ランホームランを放ちますが、これも幼なじみの応援。ボールはカクテルライト直撃で、火花が雨と降る光の大ページェント、よかったヨカッタ。

 個人的思いこみなんでしょうがロバート・レッドフォードに体育会系のイメージが無くて、最後まで馴染めませんでした。この後『愛と哀しみの果て 』『モンタナの風に抱かれて』とか感心する作品には出てませんね。ロバート・デュヴァルも出ているんですが中途半端な役で気の毒。キム・ベイシンガーばかりがお得意の妖気を振りまいています。監督はバリー・レヴィンソンですが、『グッドモーニング, ベトナム』『レインマン』と落差がありすぎます。

監督 バリー・レヴィンソン
出演:ロバート・レッドフォード ロバート・デュヴァル グレン・クローズ キム・ベイシンガー

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