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映画 28週後...(2007英) [日記(2012)]

28週後... (特別編) [DVD]
 「28日後...」がそこそこ面白かったので、「28週後」も借りてきました。28週間も経つと、イギリス全土のウィルス感染者も「餓死」(と映画では言ってますが?)、NATO軍がロンドンの1部で帰国者を受け入れているという情況です。そんなにうまくいくわけが無いので、感染者はしっかり生き残っています。
 帰国者の姉弟が登場します。この姉弟が、母親の写真を取りに自宅に戻り、死んだと思った母親を発見します。母親は、感染者ではなく保菌者として生き残っていたわけです。遺伝子か何かの関係で発病しなかったかったと説明されます。この母親が「28週後...」を成立させるkeyですね(感染者が人間を襲わないと映画として成立しないから...)。
 もうひとり、この姉弟の非感染者の父親(ロバート・カーライル)がいます。妻が助かったうれしさで、妻にkissするわけですがこれが引き金、父親は見事感染し恐怖のゾンビ(ではないのですが、テキトーな呼び名がないので)に変身します。潜伏期間は無いのか、とツッコミを入れたくなるほど、簡単に発病します(笑。この父親を感染源に、ウィルスはまたも猛威を振るい安全だったロンドンにゾンビが跳梁跋扈します。
 ここまで来ればしめたもの、あとはホラーだ!とばかりに、血と肉片が飛び散ります...。
 
 あの映画のここが分からない風に書くと、
・(先程も書きましたが)潜伏期間は無いのか!
・感染者は何を喰って生きているのか?28週でイギリス中の感染者がすべて「餓死」するわけはないです。
・感染者の凶暴性が強調されていますが、何故お互いで闘わず非感染者を襲うのか?。といって、食料としている様子はない。
・父親(ロバート・カーライル)がこうも都合よく姉弟の前に現れるものかどうか。
・保菌者である母親の遺伝子を受け継いだ姉弟がこのウィルスの抗体を作る鍵となる、と映画でも言っているのですが、その後音沙汰無し。
・ドイル軍曹(ジェレミー・レナー)が姉弟を保護しますが、必然性がよく分からない。最後は軍のヘリでパリ?まで運ぶわけですが、これもよく分かりません。運ばないと、パリに感染者が現れないので、それはそれで正しい?のですが。

「28日後...」は生き残った主人公の敵はゾンビではなく非感染の兵士だったという皮肉が効いてましたが、「28週後...」はオチのようなものは無くてひたすらホラーです、それもB級の。

このちょっと中途半端なドイル軍曹を演じているのが、「ハート・ロッカー」のジェレミー・レナーです。

監督:ファン・カルロス・フレスナディージョ
出演:ロバート・カーライル ジェレミー・レナー

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