SSブログ

Small Wonder Labs SW-40+ (4) 調整とFreq-mite [日記(2013)]

R9055151.jpg R9055144.jpg

 錆びついたモールス符号の錆落としで、androidにアプリを入れて聴いています。CW移動運用を目指して、昔作ったSW-40+を引っ張り出してきました。SW-40+はQRPリグの定番みたいなものですが、発売元の Small Wonder Labs'のサイトを見ると載っていません。販売されているのはThe RockMiteThe Freq-Miteだけみたいです。$40で実用的なトランシーバーが手に入ったのですが、販売中止とは残念です。
 SW-40+とイッショに買っておいたFreq-miteを付けて、調整してみました。

 

R9055153.jpg R9055149.jpg
 発信周波数の調整                 出力約2W 
 
受信
 久々に受信すると周波数がCW帯からズレているようで、ダイヤルの高いほうでSSBが聞こえます。マニュアルを読むとC7を使うと周波数調整が可能なようで、68pでCWが聞こえ、6Pを基板の裏に付けて下限が7005付近になりました。R17にカウンタを当ててVFOの周波数を読んでみました。
 難点は、AGCが無いので強い信号は大きく聞こえること。まともな設備が無いので分かりませんが、感度はいいらしいです。日曜の昼間は日本各地の信号がびっしり聞こえます、たぶん(私は15WPM程度しか取れません...笑)。

送信
 FCZのQRPのパワーメータを校正して出力を測ってみました。調整方法は簡単で、
  Hレンジ:①8.45Vの電圧を掛けてVR1(100kΩ)を調整しメータの針をフルスケールに(net情報)
       ②12.5Vで240mAを流してフルスケールに(付属説明書)
  Lレンジ :①1.57V の電圧を掛けてVR2(22kΩ)を調整しメータの針をフルスケールに(net情報)
       ②12.5Vで35mAを流してフルスケールに(付属説明書)
説明書通り②でやってみました。古いパワー計なので、何処まで信用していいのか?。
 12Vで約2W出ます。別の受信機で聞くと、信号に濁りもないし正常動作でしょう。

Freq-Mite
DSC_4604.jpg FM接続.jpg
 Freq-mite                     接続
 
 SW-40+と同時に購入してあったFreq-Miteを組み立てて付けてみました。受信周波数下3桁をモールス信号で教えてくれると言う音声カウンタです。
 受信周波数が7.015 Mhzであれば、“015”だけモールスで表示されます。

 制作自体は60分もあれば十分です。SW-40の何処に接続するんだ? →3ページに書いてありました。
RF入力はR17のリード線から、AF出力は100kΩ(付属しています)を経由してR9またはR10のリード線に接続。

 マニュアルによると、周波数のオフセットができます。
 IFが8.192 Mhzのトランシーバーの場合、下3桁の“192”だけオフセットします。192=128+64ですから、J1の左から3つ目が128、4つ目が64ですから、J1の設定は0011000000となります。ジャンパー有り→1、無し→0です。
そうするとですね、SW-40の場合IFは4.00ですから、ジャンパーは無し ⇒ 何もささなくてイイということになります。
 周波数表示は13WPMと26WPMの2スピードの選択が可能です。電源投入2秒以内にS1を押すと26WPM、なにもしない場合は13WPMです。

IFが逆シフトの場合はどうするんだ?(VFOの周波数を上げてゆくと、実際の受信周波数が下がる)。
FREQ-MITEがモールスで“I?”を返してくるので、2秒以内にS1押すと逆シフト表示が可能らしいです。何もしないと通常。正常に設定されると“AR”を返してくるみたいです。賢い!
 受信周波数を読むと云っても、実質はVFO周波数を読んでオフセットしていますから、4桁または5桁で送信機等の周波数をダイレクトに読むことが可能なようです。カウンタですね、32Mhzまで読めるらしいです。

 $24で、SW-40+の$40に比べると割高ですが、なかなかおもしろい付加装置です。
 
課題
1) VFOが動くと思うのでRITが要るかなと思います。
2) エレキーも必需品。PICかAVRの勉強します。
3) ANTはロングワイヤーを考えていますが、外付けか内蔵でチューナーも要ります。
4) バッテリーどうしようかなと考え中。

nice!(3)  コメント(2)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感

nice! 3

コメント 2

ktm

着々と進んでいますね。
音声読み上げの周波数カウンタは面白いですね。
家のリグもボタンの一文字目をモールスコードで教えてくれます。
CWボタンを押すと-.-.とブザーが鳴ります。
by ktm (2013-02-05 00:46) 

べっちゃん

移動用なら、もう少し小さなケースに組めばよかったと後悔しています。KX-1みたいな感じですね。課題→思案中です。
by べっちゃん (2013-02-05 09:39) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0