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映画 ワイルド・スピード EURO MISSION(2013米) [日記(2014)]

ワイルド・スピード EURO MISSION [DVD]
 ワイルド・スピードは、『MEGA MAX』以外見ていませんが(4月のBSプレミアム・シネマで1と2が放映されるようです)この『EURO MISSION』で6作目となるそうです。ヴィン・ディーゼルを有名にした映画だそうです。どっちかと言うと、ヴィン・ディーゼルは『ピッチブラック』『リディック』が好みです。
 リオデジャネイロで暗黒街のボスから10億ドルを盗む『MEGA MAX』も、金庫2台を車で引っ張ってパトカーを蹴散らせるという相当荒っぽい話でしたが、『EURO MISSION』は荒唐無稽がさらにパワーアップしています。高速道路に戦車が出現して、輸送機が降り立ちます。車が主役の映画ですが、アクションがエスカレートするとこうなるんですね。
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 20億ドルを強奪して優雅に暮らしているドミニク(ヴィン・ディーゼル)の元に、FBIのホブス(ドウェイン・ジョンソン)が訪れ捜査の協力を依頼します。ドミニクの亡くなった恋人レティ(ミシェル・ロドリゲス)が、実は生きていて核爆弾製造の犯罪組織に関わっている、というので力を貸せというわけです。ドミニクは、ブライアン(ポール・ウォーカー)はじめお馴染みのメンバーを率いてホブスに合流します。レティは家族の一員だから生きているなら助け出そうという理屈なのですが、ドミニクのチームも全員国際手配されている立派な犯罪者。犯罪者が別の犯罪組織にいる仲間を助け出そうというのですから、大義名分はどこにあるんだ(笑。

 敵役の犯罪組織の本拠地がロンドン、後に舞台がスペインに映りますから、タイトルが『EURO MISSION』となります。ヨーロッパのマーケットもしっかり抑えようという制作側の意図でしょうか。もっともこれは邦題で、原題はシンプルに“Fast & Furious 6”。

 話は、ドミニク&ブライアン+ホブス vs. 犯罪組織のリーダー・ショウ(ルーク・エヴァンス)の構図とドミニクとレティが愛を取り戻すという構図の2本立て。レティ役のミシェル・ロドリゲスは、『アバター』で海兵隊を裏切ってアバターに協力するヘリパイロットですね。今回は、男勝りのアクションを演じてくれます(もともと男勝り)。

 見どころは、今回もカーアクション。普通のカーチェイスでは刺激が足りないとばかり、高速道路に戦車を登場させ、ドミニクとブライアンは戦車と壮絶なカーチェイスを演じます。戦車が反対車線に突入し、次々と車を押しつ潰してゆくシーンは爽快?です。
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 戦車から投げ出されたレティを、
ドミニクは空中でキャッチし車のフロントグラスをクッションに生き延びます。後のことですが、レティはドミニクに聞きます。フロントグラスがクッションになって助かることを予想していたのか? →助けることを確信していた。ということで、記憶喪失は治らないものの、レティとドミニクの信頼関係は元に戻ります。

 戦車だけでは足りず、今度は胴体に何台もの車が格納できる逃走用の巨大な輸送機が高速道路に現れ、ショウの乗った車ばかりかドミニクとブライアンの車まで飲み込み、高速道路のカーチェイスは機内の闘いに移ります。ということで、アクション度全開の映画で楽しめます。最後にジェイソン・ステイサムがチラリと現れ、次作に期待をつないでくれます。

監督:ジャスティン・リン
出演:ヴィン・ディーゼル ポール・ウォーカー ルーク・エヴァンス ミシェル・ロドリゲス ドウェイン・ジョンソン

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