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タイガース日本S出場記念 映画 ミスター・ベースボール(1992米) BSシネマ [日記(2014)]

ミスター・ベースボール [DVD]
 中日ドラゴンズの「ガイジン」選手を描いた映画です。ヤンキースの大物選手が打撃不振でドラゴンズに売られ、日本の野球に馴染めずに、監督と衝突を繰り返しながらチームの戦力になるという、「比較野球文化論」です(笑。
 タイガースの、ゴメス、マートン、メッセンジャー はよく頑張ってくれました。

 主人公のジャックを演じるのが、『ブラッディ・ガン』のトム・セレック。学生時代はバスケットボールの選手らしいですから、野球選手を演じても絵になります。
 迎え撃つドランゴンズの監督が高倉健。何事も精神論で片付け、短気で何かというとベンチのドアを蹴り、星野仙一を彷彿とさせるキャラクターです。健さんとはかけ離れたキャラクターだと思うのですが、『ブラック・レイン (1989)』に出演しているから、ハリウッドにとっては違和感のない人選なのでしょう。

 コマーシャル・フィルムのディレクターか何かのヒロ子と関係ができて、このヒロ子が実は監督の娘だったり、監督の持つ日本記録(7試合連続本塁打)を破る場面で、スクイズを決めチームに貢献したりのエピソードを挟みながら映画は進行します。

 健さんと『ブラッディ・ガン』のトム・セレックの出演ですから最後まで見ましたが、面白くも何ともありません。アメリカ映画で日本が描かれると、どうしてこうも「戯画」となるのか、という映画です。
 
 wikiによると、当初、オリックス・ブレーブスを舞台に神戸総合運動公園野球場で撮影予定だったが、撮影中に球団名が「オリックス・ブルーウェーブ」(当時)へ変わったことで、舞台も中日に変更となった そうです。名古屋の方には申し訳ないのですが、オリックスを舞台に、関西の芸人を登場させた方が面白い映画になったと思います。『ブラック・レイン 』も舞台は関西で、吉本の芸人まで出演していました。

監督:フレッド・スケピシ
出演:トム・セレック デニス・ヘイスバート 高倉健

タグ:BSシネマ
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