船戸与一さんが、4月22日亡くなられました。 ガンと噂になっていて、『満州国演義』の完結が危ぶまれていたのですが、2月に第9巻が出版されされ無事完結。それを待っていたような逝去です。
全く熱心な読者ではなかったのですが、 『満州国演義』は第1巻から5年間、新刊が出る度に胸踊らせて読みました。残念ながら代表作とは言いがたいですが、足掛け7年7000枚を超える渾身の作に、昭和と格闘する作家の執念を感じます。
ご冥福をお祈りします。
2015-04-22 17:57
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