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TVドラマ ウォーキングデッド(2) [日記(2018)]

ウォーキング・デッド5 DVD-BOX1 ウォーキング・デッド7 DVD-BOX1  アメリカのTVドラマにハマってます、こちらの続き。

 元保安官のリック(アンドリュー・リンカーン)をリーダーとするグループが、ゾンビと戦ってサバイバルするという単純なストーリーです。不屈の闘志とグループの結束力で仲間の死や幾度かの危機を乗り越え、安住の地を求めてゾンビ世界をさ迷います。

 ゾンビ映画は数限りなく作られています。ゾンビというのは枠組みで、その枠の中で生きる人間のドラマが描かれるわけです。
 世界がゾンビに席巻された世界で、生き延びた人々は少人数のグループ(コミュニティー)を作っています。シーズン3以降は、リックのグループが”アレクサンドリア”、”ヒルトップ”などのコミュニティーと友好関係を結び、”ウッドベリー”、”終着駅”、”救世主”と戦争に突入する話です。戦う相手は最早ゾンビではなく人間です。

*** ウッドベリーと終着駅 ***
 ウッドベリーは総督と呼ばれる人物が私兵を養い、70人の住民をゾンビから守っています。コミュニティーをひとつ維持しているのですからリーダーシップに富みカリスマ性もありますが、権力に執着する人間。

 鉄道が交差する駅に作られたコミュニティー”終着駅”は、食料と安全の保証された”サンクチュアリ(聖域)”であるというポスターを貼り、生き延びた人々を集めて持ち物を奪いなおかつその人肉を食料とする、とするとんでもないコミュニティー。

 リックたちは、このふたつのコミュニティーに拐われた仲間を救うために戦います。主人公達の敵は、ゾンビから人間に変わります。本当に怖いのはゾンビではなく人間だった、という展開です。
  ドラマの当初は、リックとグループの副リーダー格シェーンの確執がドラマに緊張感をもたらしていました。シェーンが死んで、登場する悪役がイマイチで話がダレ気味。

*** 救世主、ヒルトップと王国と掃除人***
 シーズン6で近隣のコミュニティーを搾取するグループ”救世主”が登場し、ドラマは活気付きます。救世主はコミュニティーの存在を保証する代わりに貢ぎ物を要求する。従わないコミュニティーは救世主の暴力に晒されるわけで、まぁヤクザ組織。
 ”救世主”の支配者ニーガン(ジェフリー・ディーン・モーガン)が素晴らしい存在感を示します。鉄条網を巻き付けたバットで、見せしめに頭を粉々に打ち砕くという荒業をやってのけ、人の恐怖心につけ入り人を支配します。ひとくさり演説し、表情豊かに笑みさえ浮かべてやってのける、シリーズ最大の怪物

 救世主に戦いを挑んだリックのグループは、救世主に捕まり、完膚なきまでに叩きのめされます。ニーガンは、リックの目の前で仲間を撲殺し、リックに息子の腕を切り落とすことを要求します。切り落とすまで、ひとりづつバットで頭を砕くと脅しをかけます。ニーガンは、ギリギリまで追い詰めリックが斧を振り上げたその時、解放します。緊張と緩和?、リックの人格は壊れ後はニーガンに降伏します。

 救世主の支配に甘んじて生きるのか、救世主を倒して自分達の生活を取り戻すのか。リックはアレクサンドリア(この時の所属コミュニティ)の住民を守るため、救世主に貢物を差し出し救世主の支配に甘んじます。ところが支配を拒否する人間が現れます。目の前で夫を殺されたマギーと、これも恋人を殺されたロジータ、サシャ、タラ(女は強い!)。彼女たちに目を覚まされたリックは、これも救世主に搾取されるコミュニティー”トップヒル”と”王国”、”掃除人(塵置き場の住人)”とともに救世主に戦いを挑みます。掃除人の裏切りで振りだしに戻り →何だそれは!、ということでシーズン8へ。
 (amazonプライムの)無料のシーズン7も終わったことだし、TVドラマはこのへんでオシマイにします。見だすと止められませんから。

制作:フランク・ダラボン 他
出演:アンドリュー・リンカーン ジェフリー・ディーン・モーガン

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