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映画 ファインド・アウト(2012米) [日記(2018)]

ファインド・アウト [DVD]  『マンマ・ミーア!』のアマンダ・セイフライド主演のサスペンスです。
 ジル(アマンダ・セイフライド)は、家に侵入した変質者に誘拐され、森林公園の穴に閉じ込められ自力で逃れたという過去を持っています。穴には、他にも誘拐された遺体があるというのです。警察は大々的な捜索を行いますが、誘拐犯の侵入した痕跡も監禁された穴も発見されず、誘拐はジルの妄想とされ精神病院に入院させられます。その後、行方不明者が出る度にジルは自分を誘拐した犯人の仕業だと警察に駆け込み、ジルは妄想狂というレッテルを貼られます。

 「誘拐事件」から1年後の話です。ジルが徹夜のアルバイトから帰ると、同居していた妹が見当たりません。パジャマのまま、ピアスの片方を残し忽然と消えています。妹は自分と同じように誘拐されたと警察に駆け込みますが、どうせ恋人と過ごしているのだろうと、誰も妄想狂のジルの言うことを信じません。
 妹は本当に誘拐されたのかそれともジルの妄想なのか、これがサスペンスの主題です。

 ジルは自力で妹を探し始めます。深夜に物音を聞かなかったか?と近隣に聞いて回り、ジルの聞き込み捜査が始まります。バイクが盗まれた、認知症の祖父を探しているなどなど、彼女は嘘の天才。妹が誘拐されをたと言っても信じて貰えませんから、仕方がないでしょうか、こうも易々とデマカセが口をついて出るのですから、見ている方もジルは精神異常なのかと疑ってしまいます。
 ジルが拳銃を所持していることが発覚し(精神病の病歴がある人間は、拳銃を持てないらしい)、警察はジルを危険人物として探し始めます。誘拐犯を追うジル、ジルを追う警察と、三つ巴のサスペンスが展開されることとなります。
 妹は本当に誘拐されたのか?それともジルの妄想なのか?。アマンダ・セイフライドが演じるのですから、妄想狂ということはありません。それとも、妄想の裏になにかあるのか?。
 ジルは警察を出し抜き、誘拐犯を追い詰めます。自分を妄想狂だとする警察を逆手にとったラストは、ナルホド。
 小品ですが、マァマァ面白いです。

監督:エイトール・ダリア
出演:アマンダ・セイフライド

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