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映画 マリアンヌ(2016米) [日記(2018)]

マリアンヌ [DVD]  原題は Allied、同類、同盟。ブラッド・ピット、マリオン・コティヤール主演、第二次世界大戦を背景にしたラブストーリーです。
 1942年、連合国中佐マックス(ブラッド・ピット)がパラシュートで仏領モロッコの砂漠に着地します。当時のモロッコはドイツの傀儡ヴィシー政権の管理下、実質ナチスドイツの管理下にあります。マックスはレジスタンスのマリアンヌ・ボーセジュール(マリオン・コティヤール)と夫婦を装いモロッコのドイツ大使暗殺を企てます。赤の他人同士が夫婦を装うわけですからなかなか微妙、クスグリが効いています。

 大使暗殺に成功しロンドンに帰り着いたとマリアンヌは、「作戦下で生まれた恋愛など、うまくいかないよ」という忠告にも耳を貸さず、結婚してしまいます。娘が生まれ、ふたりは幸せの絶頂にある時、とんでもない事件が起こります。何と、マリアンヌはドイツのスパイだというのです。イギリス軍の作戦がドイツに漏れ、その電波の発信源が2人の住む地区から発信されていると言うのです。マリアンヌは1941年にフランスで殺されており、マリアンヌに似たドイツの女スパイが彼女になりすましている。マックスとマリアンヌの暗殺した大使もヒトラーから処刑命令が出ている反体制派だというのです。
 マリアンヌがスパイであることを確かめるため、オトリ作戦が実施されることになります。偽情報をマックスに電話で伝え、マックスはメモをマリアンヌの目に触れる所に放置する。ドイツ軍に連絡する電波を傍受し、偽情報であればマリアンヌはスパイということになります。もしスパイであれば、マックスは自らの手でマリアンヌを処刑しなければならない。猶予は72時間。

 マックスはマリアンヌの潔白を求めて動き出します。禁止されていても誰も止められません。妻の写真を持って彼女を知っているという工作員を訪ね、妻が本物のマリアンヌ・ボーセジュールである確証を得ようとします。一人目は作戦で盲目となり確認できず、写真を託した二人目は撃墜され、マックスは飛行機でナチス占領下のフランスへ飛びます。やっと見つけた三人目は、写真をみてマリアンヌだと認め、彼女が水彩画が得意であることまで証言し、マックスは安心しますが、最後にピアノが上手だったと付け加えます。妻のピアノを弾く姿は見たことがない!...。愛する妻マリアンヌは本物のマリアンヌ・ボーセジュールなのか?、それともドイツのスパイなのか?。

 アクションシーンもありますが、女性を意識したスパイものです。『フォレスト・ガンプ』のロバート・ゼメキスですから、なかなか見せてくれます。

監督:ロバート・ゼメキス
出演:ブラッド・ピット マリオン・コティヤール

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