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映画 トランス・ワールド(2011米)  [日記 (2021)]

トランス・ワールド [DVD] 原題:Enter Nowhere、何処にもない場所。
 3人の男女が森の小屋に集まります。ガス欠になって夫がガソリンスタンドを探しに行き、一人残されたサマンサ(キャサリン・ウォーターストン)、車が溝にはまって動けなくなったトム(スコット・イーストウッド)、ボーイフレンドに車から追い出されたジョディ(サラ・パクストン)の3人は、森の小さな掘っ建て小屋で出会います。小屋の中には壊れた古い無線機があるだけで、助けを呼ぼうにも電話は無し。先に小屋を発見したトムによると、近くに民家は無く、夜は氷点下になるので助けを求めに行けないとのこと。3人は、周囲から隔絶された場所に置き去れにされたわけです。

 ここは何処かという話になり、ジョディは、デトロイトからシアトルに向かっていたからここはミルウォーキーの郊外だと言い、サマンサはウィスコンシン州だ、トムはサウスダコタだと主張します。
 ともかくここから脱出しようという事になり、3人は小屋を出ます。途中で防空壕を見つけ入ってみると、ドイツ語の古い地図、1931年もののワインや缶詰がワンサカあります。まぁ第二次大戦中のものだろうと、これ幸いとワインと缶詰を持って出発するのですが、何時の間にやら元の掘っ立て小屋に...。つまり小屋をとりまく空間から出らてない?。

 次いでサマンサがジョディの持っている金が1984年の発行の札だと知り、「未来」の年を発行年とした偽札だと言ったことで、今年は何年だ?という話になります。サマンサは今年は今は1962年、ジョディは1985年、トムは2011年だ???。とこうする間に銃を持ったドイツ人が現れて...。
 ここは何処?、今は何年?。

 脚本一本勝負の映画です。登場人物はほぼこの3人だけ、舞台も森と掘っ立て小屋のみでなんともシンプルなB級映画です。CGを使わなくてもお金を使わなくても面白い映画は作れるという見本です、B級ですがオススメ!。キャサリン・ウォーターストーンは『エイリアン: コヴェナント』のヒロイン、ダニエルズです。
監督:ジャック・ヘラー
出演: スコット・イーストウッド、サラ・パクストン、キャサリン・ウォーターストーン

タグ:映画
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