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高村薫 著作リスト 小説版 [日記(2006)]

 ここのところ高村薫に入れあげている.古本が見つかっての読書だからはかどらない.

【既読】
・黄金を抱いて翔べ【補筆改訂版】
・神の火【補筆改訂版】
・リヴィエラを撃て【補筆改訂版】
・地を這う虫【補筆改訂版】
・李歐~わが手に拳銃を~【補筆改訂版】
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高村薫 神の火 新潮文庫 [日記(2006)]

神の火〈上〉

神の火〈上〉

  • 作者: 高村 薫
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 1995/03
  • メディア: 文庫

 プロメテウスが天上から盗みだした「神の火」とは、物語では「原子の火」を指す。主人公は、ロシア人神父との不義密通の出生を負う碧い目を持つ元原研技術者。20年に渡って「神の火」の情報を<<東>>に流し続けたこの元原子力技術者に、幼なじみのヤクザ?、ロシア人の若者がからみ、原発のテロ計画の秘密文書を巡ってロシア大使館書記官(KGB)、CIA、さらに<<北>>まで登場し、誰が敵で誰が味方か分からない争奪戦が展開される。単なるスパイ活劇小説ではなく、暴力と策謀と裏切りがストイックに語られる作者好みのエスピオナージに仕上がっている。

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HDD入れ替え [日記(2006)]

  
 復活FMVのHDDを入れ替えた.100Gはまことに広大である,音も静か.おまけに「玄蔵」なるリムーバブルHDDケースが付いて来たので,20GのHDDを入れてイメージデータのバックアップにした.久々のパソコンShopだったので,少しオタクっぽいお兄さんにあれこれ教えてもらった.手持ちのATXタワーP4化計画がムラムラと・・・.

ここで買った →http://www.tsukumo.co.jp/store/nanba/


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今日のアルバイト [日記(2006)]

    
 我家の駄犬が,隣家へ忍び込んで靴やサンダルを失敬することが発覚.急遽フェンスに金網を張るように命ぜられる,命じたのは当然奥方.ホームセンターで金網を買って,10mに渡って防御柵を築く.生垣をかき分けて金網を張るのはしんどい作業である.


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秋葉土産 3 [日記(2006)]

    

 今月は出張が多い.東京3回,広島・名古屋各1回,出張貧乏になる.・・・で今回の土産は,2SC1815(20本パック),2SA1015(20本パック),IN4007(20本パック),白LED(5本パック)*2,25pinコネクタ2組,トラ技7月号パーツ詰め合わせ.2SK30A*2.2SK30Aのみ若松,後は秋月.若松は店舗が移動していて探した,大阪で云えば共立かな・・・.
 右は,帰りの新幹線のホームで買った「天むす」と付いていた「おまけ」.20周年で,五円玉(御縁)が1個ついている.こういうの結構好きです.裏に「10月6日を天むすの記念日として 云々」,なるほど・・・.一口で食べられる天むすが7つ入って700円.ビールの後には丁度いい量.もうちょっと豪華にして1060円というのはどうか.

天むす・すえひろ →http://www.tenmusu.net/


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大沢在昌 新宿鮫 光文社文庫 [日記(2006)]

新宿鮫

新宿鮫

  • 作者: 大沢 在昌
  • 出版社/メーカー: 光文社
  • 発売日: 1997/08
  • メディア: 文庫


 家を出てから東京までの新幹線の中で読んでしまった。肩のこらない、出張用の時間つぶしにはもってこいの1冊。新宿署の防犯課刑事「鮫島」を主人公とした刑事もので、大沢在昌は本書で日本推理作家協会賞と吉川英治文学新人賞を取り、同シリーズのⅣ「無間人間」で直木賞を取っている。
 主人公が国家公務員上級試験をパスしたキャリアのはみ出し刑事という設定は、「マークスの山(高村薫)」の合田と似ていなくもない,このキャリアの刑事が「警察機構を根底から揺るがす爆弾」を抱いたまま、組織に媚びることなく媚びなかったからこそ新宿署に降格左遷され、署内の異物となりはぐれ刑事として単独捜査をしている。シリーズ物だからこの「爆弾」の謎はいずれ明かされるのだろうが、本編では同期の警視庁のエリート警視を登場させるだけである。思わせ振りな設定で不満が残る。それともシリーズの何処かで文字通りの爆弾となって楽しませてくれるのだろうか。

面白いことは面白い →☆☆☆★★ 


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10月12日の釣果 [日記(2006)]

・高村 薫 神の火(上下) 新潮文庫・・・高村 薫だ.
・大沢在昌 新宿鮫 光文社文庫・・・初めての大沢在昌.
・吉村 昭 桜田門外ノ変(下) 新潮文庫・・・上巻だけ確保してあった,Lucky!
・ルース・レンデル ロウフィールド館の惨劇 角川文庫・・・久々の洋物.

 あわせて500円.何れも購読予定リストの内,


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佐野 眞一 だれが「本」を殺すのか 新潮文庫 [日記(2006)]

佐野眞一 
だれが「本」を殺すのか〈上〉

だれが「本」を殺すのか〈上〉

  • 作者: 佐野 眞一
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2004/05
  • メディア: 文庫

 若者の本離れが云われて久しい。毎年3%を越えるオーダーで出版物の売上が落ち、返品率は40%を越えると云う。一時6百万部の販売部数を誇った少年ジャンプも半減した。未曾有の出版不況のなかで本を殺したのは誰か?

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FMV復活 [日記(2006)]


左がThinkPad A20m,右がFMV-Biblo NB-10AL(どちらも由緒正しき中古ショップ出身)

 常用のノート・FMVが壊れて古いThinkPadを使ってきたが,如何せん画面が800×600で狭いこと甚だしい,おまけにセレロンの500Mhz,メモリ126M.netで中古のデスクトップを物色していたが,先日「壊れたパソコンの修理がお前の趣味だったんじゃないか?」と同僚から皮肉られ,ジャンクショップでパソコンを仕入れては修理していた頃の熱意は何処へ行ったんだろうと,一発奮起FMVをバラしてみた(あわてていたので写真はありません).「画面が流れる(TVで云うと,同期が取れず走査線が流れる状態)」と云う不具合のためビデオ廻りを目検するも異常は発見できない,当然(^_^;).コードの断線,コンデンサの異常なら直せるかなと・・・甘かった.組み立て直して電源を投入すると,以前は乱れていたスタート画面が正常に写っている「??直っている!」.手持ちの20GのHDDを入れてリカバリーCDから起動すると,何と見事に復活したではないか!(!3つ付けたい気分,開腹手術のせいか,単にOSの不具合か不明).サービスパックの導入,アプリケーションのインストールと半日仕事である.後日100G大容量のHDDを入れようかと思う.以上FMVが見事復活したという顛末.但し,P4・3Gのハイスペックを夢見た物欲は治まらない(^_^;)

追記 

順調に動いていたので安心していたが、USBハブをつなごうとパソコンを移動した途端例の症状が発生.熱かと思ったが,これは機械的な要因.液晶を押さえてみるとピタッと症状が止まる(液晶カバーがパチッと音を立てた).どうもこの辺に原因があるらしい.その後症状が出ていないので分解は控える.今度症状が出たら分解となりそう.原因不明は落ち着かないものだが,これで安眠できそう.


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高村薫 リヴィエラを撃て 新潮文庫 [日記(2006)]

リヴィエラを撃て〈上〉

リヴィエラを撃て〈上〉

  • 作者: 高村 薫
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 1997/06
  • メディア: 文庫
 物語りは、「リヴィエラ」のコードネームを持つスパイをめぐるエスピオナージである。イギリス、アメリカ、中国、日本の国益に個人の欲望が絡まり、男の情念と友情が加わった高村薫独自のエスピオナージとなっている。  舞台、主人公の設定はいかにも作者好みである。登場人物は、プロテスタントによるカトリック弾圧の歴史を負うアイルランドIRAの元暗殺者をヒーローに(この元暗殺者がIRAの裏切者の息子とうい、マイナスを背負っていることが作者らしい)、抑圧者である英国の諜報部MI5にMI6、スコットランドヤードのテロ対策班、警視庁外事1課に世界的ピアニスト、元外交官の大学教授、舞台もアイルランド、ロンドン、東京。大半はヨーロッパであり、時間も1972年から1995年の20年間。時間登場人物も4名を除いてすべてアイルランド人、英国人、米国人であり、日本の作家が描いたスパイ小説としては異質の部類に入る。高村薫は、ありふれたスパイ小説を書きたくなかったと云うことか。船戸与一がル・カレの世界を書いたらこんな小説になるのだろうか。それとも、スパイ小説なぞ書かなかったのだろうか。高村薫は、アイルランドとアイルランド人のテロリストを書きながら、ベケット、スウィフト、ジョイスを意識したかどうか。  本書も「李歐」同様、1992年発表の「リヴィエラ」の推敲増補版である。 時間を忘れさせてくれる最高のエンタテイメント →☆☆☆☆★
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