映画 紀元前1万年 (2008年米) [日記(2009)]
- 出版社/メーカー: ワーナー・ホーム・ビデオ
- メディア: DVD
家族が借りてきたので観ましたが、すごい映画です。何がすごいかと云うと、あらゆる常識を無視して、映画は面白ければいい(実はあまり面白くないのですが)という信念に徹していることですね。
冒頭マンモスが現れて雪が降っていますが、地理的な設定はヨーロッパか中央アジア(騎馬民族らしきものが出てくる)かなと思って観ていると、熱帯らしき植物相になり、アフリカのサバンナになり、最後はどう観てもエジプトですね。1万年前と云うと氷河期の最後の方です。こういうのアリなんでしょうか。
ストーリーは至って単純、騎馬民族に奪われた妻を取り戻すという冒険譚。妻を追って最後にたどり着いたのがエジプトか南米あたりで(黒人が登場しますから南米はないでしょう)、ピラミッド建設の奴隷とともに反乱を企て、神官らを殺して妻を取り戻し、メデタシメデタシ。この映画は覚悟して観た方がいいです、借りてきた本人も唖然としていました(^^;)。
この監督さん、『スターゲイト』『インデペンデンス・デイ』『デイ・アフター・トゥモロー』 を作っているのですね。
監督:ローランド・エメリッヒ
出演者:
スティーブン・ストレイト
カミーラ・ベル
クリフ・カーティス
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