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映画 北国の帝王(1973米) [日記(2010)]

北国の帝王 [DVD]

映画 北国の帝王(1973米)
 1930年の世界恐慌で不況で職を失い、列車にただ乗りして各地をさまようホーボーとこれを阻止しようとする車掌の闘いを描いています。
 エースNO.1と呼ばれるホーボーにリー・マーヴィン、車掌にアーネスト・ボーグナイン、のコンビです。

 この車掌が凄い。自分の乗る列車にただ乗りするホーボーを見つけ、これを抹殺すること生き甲斐としているよな車掌です。ハンマーで武装し、文字通り抹殺です。冒頭で、ハンマーで車掌に殴られ列車から落ちて胴体をまっぷたつにされるホーボーが出てきます。彼が殺したホーボーは11人だだ、いや16人だと言う会話もあり、彼の乗る19番列車にはただ乗りはできないという伝説が生まれます。

 この伝説に挑戦するのがリー・マーヴィン演じるエースNO.1と呼ばれるこれも伝説のホーボー。ふたり意地をかけた対決が『北国の帝王』のみどころです。

 リー・マーヴィンというと、ジェーン・フォンダとコンビを組んで酔いどれガンマンを演じた『キャット・バルー』を思い出します。ナット・キング・コールがバンジョー片手に歌い、リー・マーヴィンが酔っぱらって拳銃をぶっ放す最高の西部劇でした(近々借りよう!)。

 かたや、アーネスト・ボーグナイン。頑固一徹の親爺を演じたら、この人の右に出る俳優はいないんじゃないかと思います。『ワイルドバンチ』や『ポセイドン・アドヴェンチャー』の頑固親爺も印象に残っています。この職務に忠実、頑固一徹の車掌は、まさにはまり役です。『北国の帝王』のヒーローは間違いなくアーネスト・ボーグナインでしょう。

 リー・マーヴィンの引き立て役として若いホーボーを演じているのが、キース・キャラダインです、ヘェ~。

 で、お勧めかと言うとそうでもなく、リー・マーヴィンとアーネスト・ボーグナインンが見たい、という方にはお勧めです。

監督:ロバート・アルドリッチ
出演者:リー・マーヴィン、アーネスト・ボーグナイン、キース・キャラダイン

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