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映画 エンジェル ウォーズ(2011米) [日記(2015)]

エンジェル ウォーズ [DVD]
面白いというので借りてきました →セーラームーンか、これは!(笑。おじさんが見る映画ではありません。  
 ベイビードール(エミリー・ブラウニング)は、母親の死後、継父の奸計により精神病院に放り込まれます。ここからが?です。精神病院がクラブに変わってしまいます。ベビードール他数人の少女達が、客の前でダンスを踊り、客は気に入った女の子を選ぶという怪しいクラブです。これは、どうもベイビーの想像の世界、心王国の様です。 看守がクラブのマネージャー、セラピストがダンスの振り付け師という風に置き換えられます。 精神病院をクラブに置き換えることで、精神の均衡を取ろうとする自己防衛なんだと思います。

 ベイビーは、スイートピー (アビー・コーニッシュ)、ロケット(ジェナ・マローン)等の少女を誘ってクラブ=精神病院からの脱出を計画します。院内の見取り図、火事を起こして警報装置を解除させるライター、護身用のナイフ、最後に外部に通じるドアの鍵。この4つを手に入れるため、少女達がクラブ=精神病院と戦うというのがこの映画のおおまかなストーリーです。

 ベイビーが踊ると、誰もが我を忘れるほど踊りに魅了されます。その隙に見取り図以下を盗み出そうという作戦。
この「踊り」というのがこの映画の目玉です。
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 ダンスは、↑というバトル、戦闘に置き換えられます。ゾンビと戦い、ドラゴンを倒し、過去のアクションファンタジーの総集編みたいなもの。従って、クラブもこの戦闘もすべてベイビーの妄想でありヴァーチャル。戦闘で仲間を失いながら(現実世界では病院で亡くなり)、ベイビーは精神病院から脱走できるのか?。

 監督は『300』のザック・スナイダーですから、戦闘シーンはそれなりです。若い人ならともかく、オジサンには用の無い映画です。美少女好きなら、面白いかもしれません(笑。

監督:ザック・スナイダー
出演:エミリー・ブラウニング アビー・コーニッシュ ジェナ・マローン ヴァネッサ・ハジェンズ ジェイミー・チャン カーラ・グギノ
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