映画 きっと、うまくいく(2009印) [日記(2016)]
インド映画を初めてみました。インド映画には歌と踊りがると聞いていたのですが、その通り。かの国では映画とはかくあるべし →それが歌と躍りのようです。軽いミュージカル仕立ての青春コメディ。
話はシンプルです。インドの工科大学に入学した3人の青春コメディ。教育制度云々というのは嘘っぱちで、この3人が、人生は競争だ!という教育思想に凝り固まった学長相手に大暴れします。
映画を見ていると、工科大学を卒業してエンジニアになることが、インドでは成功に繋がると考えられているようです。高度成長を続け、IT産業で気を吐くインドならではのストーリーです。
ファランは写真家志望ですが、親の言いなりになって工科大学に入れられ、いやいや勉強している劣等生。
下層階級出身のラージュは、一族の期待を集めエンジニアを目指していますが、卒業が危ぶまれるという始末。
若大将シリーズには田中邦衛扮する「青大将」が登場します。この映画でも、学長にゴマをする点取り虫が登場し、この青大将と学長vs.3人組に美人の学長の娘が絡んだ青春コメディとなります。
「きっと、うまくいく」は、ピンチに立たされたときの、ランチョンのおまじないです。この映画は、2010年のインド版アカデミー賞を総なめににしたそうで、インドという国は未だオプティミズムに満ちているようです。インド映画は当分見ません(笑。
監督:ラージクマール・ヒラーニ
出演:アーミル・カーン R・マドハヴァン シャルマン・ジョシ
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