kindle本 河出 高橋和己コレクション [日記(2017)]
久々に読んだ『邪宗門』が面白かったので、引き続き高橋和巳です。『悲の器』は古い文庫本を持っているのですが、老眼の進んだ身に細かい活字は辛いので、kindle版を求めました。kindleは、文字ポイントが選べるので老眼にはぴったりです。未だに初代のpaperwhiteですが、読書には支障ありません。何度も挫折した『源氏物語』も『カラマーゾフの兄弟』もkindleのおかげで読破。
ところがこの『悲の器』は大失敗。文字のポイントを変えようとすると、↓のようになります。当然、辞書もメモも使えません。位置no.も出ない。辛うじてブックマークだけはできます。kindleで読む意味がありません。河出の『高橋和巳コレクション』は全巻この手のファイル?。amazonの投稿を読むと返品された方もいるようです。高橋和巳の小説は長らく絶版となっており近年再版されたようで、そのことは喜ぶべきことなのですが、これでは...。
返品しようかと思ったのですが、かつて熱心な読者であった高橋和巳に敬意を表して、返品しないことにしました(笑。
先程アマゾンを覗いてみると
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