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TVドラマ 24 -TWENTY FOUR-(2001~2010米) [日記 (2021)]

24 -TWENTY FOUR- シーズン1  (SEASONSコンパクト・ボックス) [DVD]  有名なTVドラマ『24』を見ました(AmazonPrimeVideo)。『ウォーキングデッド』『ゲーム・オブ・スローンズ』に続いて3本目。日本のTVドラマは全く見ませんが、米国モノはクォリティーも高くけっこう面白い、暇つぶしに最適。もっとも、TVドラマですから映画のクォリティーとは別物です。過去の放送が一気に見ることができるのもメリット。

 アメリカのテロ対策組織CTUのロサンゼル支局を舞台に、捜査官ジャック・バウアー(キーファー・サザーランド)がテロ組織と闘うアクションものです。24時間の出来事を観客も24時間かけて見るというもので、1つの事件(1シーズン)が1時間ドラマx24話=24時間という構成です。登場人物は24時間徹夜しますw。24時間に起承転結を盛り込み、捜査官の人間模様が描かれ、これにホワイトハウスの権力闘争が加わるわけですからまことに忙しい。

 CTUが大統領候補の暗殺を防ぎ、この候補が大統領となったことで、テロとの闘いは、ジャック・バウアーと大統領の二人三脚となります。大統領はワシントンから指令を出すのかと思ったら、LAに出張してきます。オーバルルームのセットを組まなくていいので安上がり。CTUの捜査というのが、ネットワークを使った衛星画像、電話の盗聴、位置情報の割り出しとあらゆるデータのハッキング(『ボーン・シリーズ』と似ています)。ジャックがテロと闘い、CTUがネットワークを使ってジャックを支援するというのが、シリーズを通じての構図です。捜査のためにはコンビニ強盗も辞せず、電力会社のサーバーに侵入して停電を起こし、中国領事館に侵入して容疑者を拉致と何でもアリ。シーズン6では、ジャックがロシア領事館に侵入して捕まり、CTUのコマンド25人が領事館に攻撃をかけるという有り様。テロ対策組織ではなく、テロ組織そのものです。

 テロリストは、お馴染みの中東のイスラム武装集団、ロシアに反発する中央アジアの反体制組織、産軍複合体等など。面白いのは、このテロを利用する組織がアメリカ内部に、しかもホワイトハウス内部あり、テロに荷担すること。テロリストの方もCTUにスパイを送り込み、サイバーテロを仕掛け、毒ガスを撒き、挙げ句の果てにカリフォルニアで核爆発お起こします。こっちも何でもアリで、もうグチャクチャ。

 ツッコミ所満載ですがこれが面白い。大ヒットしたようで、24話☓シーズン8=192話もあります。オススメかというと、見ないほうがいいです →続きが気になって次々と見てしまい、その間何も手が付かなくなります...w。

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