映画 かもめ食堂(2006日) [日記(2010)]
邦画は食わず嫌いでほとんど見ていないのですが、たまには。
最近この手の癒し系の映画に手を出しています。事件らしい事件も起こらず、淡々と流れてゆく時間に身を委ねていると人生もマッいいか、と優しい気分になることができます。
フィンランドのヘルシンキ、『カモメ食堂』のオーナー、サチエ。
世界地図を前に指さしたところがたまたまフィンランドだったのでやってきた、ミドリ。
手荷物が行方不明となってヘルシンキに足止めされ、ふらりとカモメ食堂を訪れた、マサコ。
この三人のオバサンがカモメ食堂に集い、事件とも言えない出来事が淡々とつづられます。小林聡美が出ている食パンのCMがありますが、あの雰囲気です。
彼女たちが何故フィンランドなのか、はほとんど説明されません。お伽噺の舞台は何処でもいいのでしょう。人生の色々なしがらみを負った三人が偶然出会い、コーヒーやおにぎりという食べ物を通してふれ合う姿は、何がどうということはありませんが、見ている方も心が和んでます。
左からマサコ、トンミ、サチエ、ミドリ
トンミ ⇒かもめ食堂の最初の客お、日本フリークのトンミは、永久にコーヒーがタダ。毎日コーヒーを飲みに来るだけでドラマにはからんでませんが、この人の良さそうなオニイチャンも重要な背景でしょう。
監督:荻上直子
出演:
小林聡美
片桐はいり
もたいまさこ
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