SSブログ

映画 ターミネーター: ニュー・フェイト(2019米) [日記 (2020)]

ターミネーター:ニュー・フェイト [AmazonDVDコレクション]  原題、"Terminator: Dark Fate"。今更ですが『ターミネーター: ニュー・フェイト』を観ました。『スターウォーズ』『ジュラシックパーク』などシリーズの最新作がいまいち面白くないので、『ターミネター』もスルーしてました。暇つぶしに観たのですがマァマァ面白いです。何と、あのサラ・コナー(リンダ・ハミルトン)が帰って来ます。冒頭、サラの目の前でターミネーターT-800(シュワルツェネッガー)がジョン・コナーを殺すシーンがありますが。リンダ・ハミルトン、シュワルツェネッガー、 エドワード・ファーロング(ジョン・コナー)もCGだそうです。近い将来、キャサリン・ヘプバーン、イングリッド・バーグマンのオールCGの映画が生まれてきそうです。

 溶鉱炉で溶かされたT-800が再登場しジョン・コナーが死にますから、『ニュー・フェイト』はシリーズとは別物、パラレルワールドでしょうね。パラレルワールドと言ってしまえば、まぁ何でもアリです。『ニュー・フェイト』の目玉は何と言っても28年振りのリンダ・ハミルトン、それとグレース役のマッケンジー・デイヴィス。180cmに近い身長とボーイッシュな風貌はなかなか魅力的です。

 機械文明が人類抹殺を目論む世界は同じですが、パラレルワールドですから、「スカイネット」に相当するのは「リージョン」。未来世界の抵抗軍のリーダーを抹殺するため、リージョンからターミネーターRev-9が、抵抗軍からもターミネーターを阻止するアンドロイドが送り込まれます。で、ターミネーターvs.アンドロイド+サラ・コナー&T-800のお馴染みのバトルが繰り広げられます。

 T-800は溶鉱炉で溶かされていますが、パラレルワールドのT-800(シュワルツェネッガー)は健在という設定です。T-800→ジョン・コナーの母親サラ・コナーという構図が、『ニューフェイト』ではRev-9 →メキシコ人の女性ダニーとなります。ダニーは未来の抵抗軍リーダーの母親かというとそうではなく、グレースそのものがリーダー。グレースはそのダニーに助けられ抵抗軍に加わったという因縁で、ダニー救出に「この世界」に送り込まれたわけです。

 『ニュー・フェイト』は『ターミネーター2』の正統な続編と人気が高いようですが、続編ではなくパラレルワールドを使ったコピー、良く言えばオマージュ。それ故、原題”Dark Fate”を「ニューフェイト」とした邦題は当たっています。

監督:ティム・ミラー
出演:リンダ・ハミルトン、アーノルド・シュワルツェネッガー、マッケンジー・デイヴィス、ナタリア・レイエス

タグ:映画
nice!(5)  コメント(0) 
共通テーマ:映画

nice! 5

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。