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持続可能な「定常型経済」生活 その1 [日記 (2023)]

人新世の「資本論」 (集英社新書)
 斎藤幸平『人新世の資本論』ですがなかなか面白かったです。地球温暖化を止めるためには、経済成長をしない持続可能な循環型の「定常型経済(ゼロ成長経済)」を目指すべきだという論旨です。これ、リタイアした私の生活にピッタリ当てはまります。リタイアすれば経済成長はありませんからゼロ成長経済で、必然的に循環型の「定常型経済」生活となります。循環型とは収入以上にお金を使わないということと同義ですw。時間はあるが金は無い、アルコール摂取も必要だし旨いコーヒーも飲みたいとなれば、今あるリソースを使って如何に生活を楽しむかですw。
 改めて「定常型経済生活」を考えてみようと思います。

◆定常型経済の読書
 読書はこの何年かほぼ図書館の本。市民税払っていれば誰でも利用できますから、コストパフォーマンスは抜群です。去年申し込んだ『同志少女よ、敵を撃て』は未だに待ち順位104位、ベストセラー以外は待つことなく2日程で手にできます。あれこれ読めるんでミステリーの新刊『ザリガニの鳴くところ』から『人新世の資本論』まで乱読になります。図書館から借りる限り本棚に溜まりませんし捨てるもことないのでエコですw。版権切れの本は青空文庫です。

 これでほぼ持続可能な「定常型経済」型読書が可能です。
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◆定常型経済の映画
  NHK/BS(プレミアム シネマ)とAmazonPrimeです。BSは衛星契約の月2,015円が必要ですが(BSアンテナも)、映画以外のBS3も見るのでマァ我慢できる出費です。年に600本ですから1本あたり40円?、気長に待てば名画に出会えます。もっとも再放送も多いので、月2,015円が安いのか高いのかは?。黒澤明は『羅生門』から『八月の狂詩曲』までだいたいNHKで観ました。テオ・アンゲロプロスやイングマール・ベルイマンなどNHK以外では絶対に放映しません、ましてAmazonでは。中身はNHK好みでR指定は放映されません、『愛人/ラマン』『愛の嵐』などの名作は間違っても放映しないでしょうね(こういうのはディスカスです)。DVDに焼けば何時でも楽しめますが、繰り返して観る映画というのはそんなに多くありません。2月の予定を見ると、ルイ・マルの『地下鉄のザジ』がラインアップされています、これは録画→DVDです。
 AmazonPrimeは月500円ですが、コンテンツの質を考えればこんなモノでしょうか。退会してもいいんですが、奥さんが韓ドラ観ているので当分置いておきます。

 今のところ、持続可能なmovie lifeが実現できています。
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定常型経済の園芸
 植物は太陽と土と水と空気で育つわけですから、園芸こそ究極の循環型「定常型経済」だと気が付きました。
 我が家の柿の木は何の手入れもせず毎年100個ほどの実をつけ干し柿になります(種から育てたので渋柿です)。青ジソは、一度植えると種がこぼれて芽が出て料理に重宝します。春になると毎年バラや桃の花が咲きます。
 我が家の植物は殆どが頂きものか挿し木、実生です(トマトやナスの苗は購入しますが)。柿の木もン十年前に植えた実生です。
 挿し木は、アジサイ、サツキ、ツジ、芙蓉、菊は簡単にで増やせます。シンビジュウムも株分けで簡単に増やせます。 実生は、シソの他に桃、柑橘類、カリンなどがわりと簡単に発芽します。花桃は3年ほどで花が楽しめます。今年は梅と桜に挑戦。松、イチョウ、サルスベリの幼木を採取するのも面白いです。園芸は楽しいです。
 
 これで投資ほぼゼロの持続可能な「定常型経済」の園芸が楽しめます。
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 読書を中心に、たまには映画を観て天気のいい日はガーデニングをやれば、暇を持て余すことはありません、晴耕雨読です。考えてみれば、「定常型経済」ではなく節約というか貧乏なだけの話なんですがw。

タグ:読書
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