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図書館での「過剰購入」、ルール作り検討へ [日記 (2023)]

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 朝日デジタル版の記事です。800を超えるコメントが付いています。

図書館がベストセラーを過剰に購入しないように、ルール作りを――。国がそんな検討の場を今秋にも設ける。急減している書店の支援策として、自民党の議員連盟が出した提言を受けたものだ。

そうです。日々図書館を利用していますが、記事にあるようにベストセラーは待たされますね。『街とその不確かな壁』は図書館の在庫16冊で、5/2に申し込んで現在11人待ち。『黄色い家』は5/30に申し込み229人待ち。先ほどチェックしたら在庫が13冊と増えていますから、あわてて購入したようです。

 確かに図書館が大量に在庫を持つと、書店の売り上げに響くでしょうが、近所の書店に行くならAmazonか電子本を買いますから、図書館の「過剰購入」を規制しても街の本屋さんの応援にはなりませんね。そもそも書店を保護する必要があるのかどうか。保護すべきは、本の作り手(著者)だと思うのですが。コメントを読むと、図書館から本を借りるとなにがしかの印税が著者に入る国があるようです。活字文化を護るのであればソッチでしょう。どちらにしろ自民党の議員連盟の提言は悪手でしょうね。

 最近出版された本では、天路の旅人(2023新潮社) 、同志少女よ、敵を撃て(2021早川書房)、地図と拳(2022集英社)は図書館でわりとスンナリ借りることが出来ました。評判になった様ですが、個人的にはイマイチ。ベストセラーだから面白いとは限りません。図書館に みすず『ゾルゲ伝』があったので申し込みました。読んでみて価値があるようなら購入、5,700円ですからおいそれとは買えません。図書館は本棚の延長線ですから、資料的価値のある図書が希望なんですが。

タグ:読書
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