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電子手帳のススメ(3) [日記(2005)]

5.文字入力

グラフィティー
 文字入力は「グラフィティ」と呼ばれる手書きが中心です。当然keyボード入力の機種もあります。sonyのNZシリーズやUX-50、TG-50、palm one社のTreo650はkeyボードを積んでいます。グラフィティーを選択するかkeyボードを選択するかは好みの問題です。後ほど述べますが、sonyのkeyボードを使うにはちょっとした工夫が必要です。買ってきたままでは使いものになりません。keyボードこだわらない方はグラフィティーを選択して問題はないと思います。グラフィティーとは、palmのグラフィティーエリア(数字とアルファベットに分かれています)に、スタイラスペンで少し特殊な文字を書くと、そのまま画面に入力されます。普通は、アルファベット記入のローマ字変換です。やっていただくのが早いですが、認識率は結構優れています。グラフィティーは、紙の手帳に書く要領です。palmをポケットから取り出して、ペン(スタイラス)でサッと文字を書くといった芸当ができます。例えば、Aの入力は、アルファベットのグラフィティエリアに「Λ」を書くと「A」が入力されます。当然ローマ字変換です。いわば手書きkeyボードです。CLIEなら、変換エンジンにATOKを積んでいますから、ストレス無く連文節変換が可能です。ジャストシステムからATOKを別に購入すれば、ひらがな手書き入力も可能となりますが、普段パソコンのローマに入力に慣れた方なら、そのまま使うことをお勧めします。


・Graffitiヘルプ
グラフィティーは入力し易くpalmの大きな魅力となっています。アルファベットや数字はすぐ覚えるのですが、記号は覚えきれません。?の表示方法は文字通りですから覚えますが、*などは覚えきれません。メニュー→編集→Graffitiヘルプで参照できます。

 

・Atok

ATOK Pocket for Palm OS 日本語グラフティ対応

ATOK Pocket for Palm OS 日本語グラフティ対応

  • 出版社/メーカー: ジャストシステム
  • 発売日: 2002/03/08
  • メディア: ソフトウェア

Atokが入っていたからCLIEを使いだしたようなものです。Atok for PalmOS5.0をlarge辞書で使い、日本語変換については不満が無くなりました。辞書との併用で、パソコン並の使い勝手が手に入ります。うっとうしいので推測変換は切っています。ひら仮名の手書き入力も可能ですが、こちらも使用していません。
ATOK for Palm OS →http://www.atok.com/catalog/index.html#PDA

6.電子手帳(palm)を使う
 買ってきただけでも、電子手帳として単独に使うことができます。スケジュール、メモ帳、アドレス帳がROMに入っていますから、ホームボタンのランチャー(アプリケーションの「発射台」)からこれらのアプリ(ケーション)を起動することができます。よく使うアプリはボタンで起動できます。

左からスケジュールアドレス帳、ToDo、メモ帳です。環境設定で、好きなアプリを各ボタンに登録できます。
 買ってきたらまず、環境設定をします。こんなかんじ。

・一般
「自動オフまでの時間」はバッテリの保ちが悪いので2~3分にします。
「クレードル上で常にオン」のチェックは入れて下さい。クレードルのボタンでパソコンとシンクロが可能となります。音はすべてoff、うるさいですから。
・日付と時刻
・書式
日付、時刻、週の開始曜日などの書式を選びます。
◆Atokの設定
忘れずに「使用する」にチェックを入れて下さい。
◆フォントの設定
買ってきたままでは、ラージフォントです。各アプリでメニュー→オプション→フォントで、左端のスモールフォントに設定して下さい。
palm側で最低限しなければならないことは、だいたい以上です。後はパソコン側の設定とpalmとつなぐ作業です。
◆palmデスクトップの導入
付属のCDから導入します。最新版はPalmJapanにあります、支障無く使えます。
PalmJapan →http://www.palm.com/jp/support/downloads/

辞書は付属のCDから導入します。折角ですから導入しておいて下さい、何かの時に便利です。このデフォルト辞書に物足りなくなったら大きな辞書を導入すればいいでしょう。私の場合、英和辞書は英辞郎を入れています。
CLIEユーザーならMomoryStickExportを導入しておくと、パソコンからMSのデータを自由に扱えます。
◆アプリケーションの導入
アプリ探しはmuchy.comが大本山でしたが更新が止まりました。
muchy.com →http://www.muchy.com/index.html
まだダウンロードは可能なようです。vectorも利用できますが中身はもうひとつです。muchyの更新終了とともに、あたらしサイトが生まれていますがmuchyに及ぶべくもありません。↓が便利です。
PalmwareLink →http://inarmo.hp.infoseek.co.jp/cgi-bin/plink/tbookmark.cgi
Palmwareinfo →http://www.palmwareinfo.com/?12021900

 アプリはzipかlzhで圧縮されています。解凍すると***.prcが現れます。これがpalmのアプリケーションです。インストールは簡単、***.prcをダブルクリックするだけで次回HotSyncを実行するときにインストールされます。


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