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映画 ザ・ゲスト(2014米) [日記(2018)]

ザ・ゲスト スペシャル・プライス [DVD]  毎日暑いので、PrimeビデオでB級映画ばかり見ています。これは面白そうだと思って見る映画が、どれもこれも(失礼ながら)B級というわけです。これはPrimeビデオの責任ではなく、Primeビデオ提供の非B級映画はたいてい見ているためです。課金を厭わなければ、名作傑作はたくさんあります。

 中東で戦死した息子ケイレブの戦友だと名のって、若い男が訪ねてきます。この男ディヴィッド(ダン・スティーヴンス)は、ケイレブに家族を守るよう頼まれた、家族ひとりひとりに「愛している」という伝言を伝えに来たと言うのです。母親は、息子の戦友を暖かく迎え、父親は泊まってゆけと勧めます。タイトルのThe Guestの所以です。居間に飾られた写真にディヴィッドが写っていますから、嘘ではなさそうです。が、何となく胡散臭い。

 ケイレブの弟ルークが、学校でいじめられていることを見抜き、ルークのためにワル共に喧嘩をしかけ、完膚無きまでに打ちのめします。ケイレブの妹に誘われていったパーティーで、彼女の友人に無理矢理言い寄る男を打ちのめし、元陸軍兵士ですから強い!。高学歴の後輩に部長の椅子を取られたと嘆く父親。翌週にこの後輩は心中事件を起こし、部長の椅子は父親に来ます。いったいこの男は何者?という謎で引っ張ってゆきます。

 だんだん正体が明らかになります。パーティーで知り合った男に銃の調達を頼み、引き渡しで相手を殺して妹の恋人の麻薬の売人に罪をかぶせます。おかしいと感じた妹は、陸軍に身元を照会し、デイヴィッドは既に死んでいることが明らかになります。この身元照会で、デイビッド抹殺のために軍警察が特殊部隊(傭兵らしい)を率いて出動。派手な銃撃戦が展開され、デイヴィッドの正体を探るサスペンス映画が一気にアクション映画に変わります。助けを求める母親を刺殺し、父親を殺し、(これも殺すため?)妹をバイト先のレストランに探しに行き、いないと分かるとウェイトレスを射殺、レストランを爆破。ストーリーが破調して”どうなっているんだ!”。

 軍警察の少佐によると、デイヴィッドは「ある実験の被験者」で、実験施設を爆破して逃げ出し戦友の実家に現れた。デイヴィッドは、身を護るためには殺人マシンに変身する。ということらしいのですが、家族を守るために訪れた戦友の家で、自分を護るためにその父母を殺すというのはどうにも?。おまけに素人の弟と妹に易易と殺されるのですからもうひとつ?。amazonのカスタマーレヴューを見ると、だからイイんだ、デイヴィッドの正体なんかどうでもいいんだ →そう言うことらしいです。
 デイヴィッドは実は生きていて...という続編がありそうなエンディングです。間違いなくB級で、暑さが余計増します(笑。

監督:アダム・ウィンガード
出演:ダン・スティーヴンス

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