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映画 ジュラシック・ワールド/新たなる支配者(2022米) [日記 (2023)]

ジュラシック・ワールド/新たなる支配者 [DVD]
 原題、”Jurassic World: Dominion”。
 今更ですが『ジュラシック・ワールド/新たなる支配者』を観ました。『炎の王国』の続編です。島の噴火で生き残った恐竜は助け出され、シエラネバダ山脈とイタリアのドロミテ山脈で保護されています。恐竜は保護区から逃げて人間と衝突し、恐竜の闇マーケットが存在する世界。当然と云えば当然、人間と恐竜は共存できていないわけです。映画は、

絶滅から救い出した恐竜に、我々は責任を取るべきか? それとも彼ら自身に先をゆだねるか?

というナレーションで始まります。

 恐竜を管理しているのは民間のバイオシン社。バイオシン社は、表向きは恐竜のDNAを使って近代医学の革新を目指していますが、裏ではイナゴを巨大化させ、イナゴの被害に会わない種子を開発して食料の覇権を画策しています。さらに、単性生殖のヴェロキラプトルの[ブルー]と、クローン人間と言われるベンジャミン・ロックウッド(ジュラシック・パークの創設者)の孫メイジー(イザベラ・サーモン)のDNA解析から新薬の開発を目論んでいるという設定です。

 バイオシン社の目論見を暴こうとするのがローラ・ダーンとサム・ニール。シリーズ第1作『ジュラシック・パーク』の主人公の再登場です。当然、オーウェン(クリス・プラット)、クレア(ブライス・ダラス・ハワード)も登場し、カオス理論のマルコム博士(ジェフ・ゴールドブラム)がもっともらしく終末論を述べ、中国系のウー博士(B・D・ウォン)も出演 →同窓会ですw。

 バイオシン社は[ブルー]の子供とメイジーを誘拐し、オーウェンとクレアが救出に向かい、オーウェン vs. バイオシン社 vs. 恐竜の三つ巴の闘い…となります。ティラノサウルスと史上最大の肉食恐竜ギガノトサウルスのバトルもあり、肉食恐竜、草食恐竜もたくさん登場しますから恐竜ファンにはたまらない映画かも知れませんが、ストーリーに膨らみが無く電動マンガ。
 シリーズ物の最新作は、『トップガン マーヴェリック』『ゴーストバスターズ/アフターライフ』、『シャイニング』の続編『ドクター・スリープ』を観ました。ヒット作の続編は、脚本がしっかりしていないと、柳の下のドジョウになってしまいます。『トップガン』の続編のオファーを受けたトニー・スコットは、「私はリメイクもリ・インベンションも希望しません。私は新しい映画を作りたいのです」と語っていたそうです。懲りずに『マトリックス レザレクションズ』観てみようかなw。

監督:コリン・トレヴォロウ
出演:クリス・プラット、ブライス・ダラス・ハワード、イザベラ・サーモン、ローラ・ダーン、、サム・ニール、

タグ:映画
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