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京ぽん2 発売! [日記(2005)]


京セラ WX310K →http://www.kyocera.co.jp/news/2005/0902.html

 13時半発表、仕事も手につかずここを見ていた。→http://d.memn0ck.com/index.cgi?
一時willcomもつながりにくくなった。→http://www.willcom-inc.com/ja/lineup/wx/index.html
発売前からあれこれ取り沙汰されていたので、おおよそは予想がついたが、3機種同時発売とは思わなかった。

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CLIEで英辞郎 [日記(2005)]

 英文のマニュアルを読むようになり大きな英和辞書が必要となった。CLIEには辞スパをいれているが、単語、用例が足りない。英辞郎を入れてみた。気がつかなかったがSonyにこんなページがあった →https://www.sony.jp/clie/enjoy/tips/13/

事前準備
・USB接続カードリーダ・ライタ
・英辞郎CD-ROM →http://www.eijiro.jp/
・Wdic(辞書アプリ) →http://www5b.biglobe.ne.jp/~ekuta/wdic.html
・メモリスティック(64M以上、私は256M)

1)メモリスティックにフォルダを作成
 MSーPALMーPROGRAMSーPDICー英辞郎(いずれもフォルダ名)
2)英辞郎のフォルダにCD-ROMにあるeijiro52.dic(私の場合)をコピー
3)Wdic.prcをCLIEにインストール
これだけ。

感想 →使い込んでいないので何ともいえないが、熟語が豊富。次は広辞苑だ。

   

英辞郎 第二版 「Special Valueパック」

英辞郎 第二版 「Special Valueパック」

  • 出版社/メーカー: アルク
  • 発売日: 2005/03/04
  • メディア: ソフトウェア


英辞郎付き CD-ROM PowerWords Level 1

英辞郎付き CD-ROM PowerWords Level 1

  • 出版社/メーカー: アルク
  • 発売日: 2002/04/12
  • メディア: ソフトウェア


毎日新聞『今週の本棚』(4) [日記(2005)]

 9月25日 今週の本棚

司馬遼太郎短編全集 第1巻

司馬遼太郎短編全集 第1巻

  • 作者: 司馬 遼太郎
  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 2005/04/10
  • メディア: 単行本

司馬遼太郎短編全集1巻~6巻 文藝春秋 山内昌之評

 司馬遼太郎はお気に入りの作家である。学生時代、「竜馬がゆく」を読みだし、あまりのおもしろさに試験より読書を優先させて単位を落とした経験がある。小説、随筆はほぼ読み尽くして、後は講演集が残っている。小説も無類におもしろいが、司馬遼の真骨頂は「街道をゆく」だと勝手に思っている。
 司馬遼は大阪生まれ(正確には大和)大阪育ちで、死ぬまで大阪を離れなかった作家である。近松、西鶴から織田作の伝統を継ぐ語り部であるが、大阪弁を駆使した大阪ものがほとんど無いことが不満であった(「ぜいろく武士」)。書評を読むとこの短編集には、福田定一名で発表された大阪丼池の繊維問屋街を舞台にした小説をはじめ、司馬遼の大阪ものが何編かあるらしい。「1962年までの作品をおさめた六冊には、やがて長編小説として昇華された素材やモチーフがすでに姿を現している。モンゴルから西域にまたがるシルクロードの歴史、戦国武将の国捕り物語り、伊賀甲賀の忍者群像、幕末の新撰組情話などは、多数の読者を魅了してきたテーマであろう。」・・・これは読まねば。
 伊坂幸太郎 死神の精度 文藝春秋 三浦雅士評
「ブラッドベリがSFの世界に登場したときの衝撃をちょっと思い出させる。」なんと刺激的な・・・

死神の精度

死神の精度

  • 作者: 伊坂 幸太郎
  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 2005/06/28
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)


 『働き過ぎの時代』は買ったが未読、『デカルトの密室』は未だ買っていない。次々に読みたい本が出てきてはたまらない、財布も時間も。


SONY、中期経営方針を発表 [日記(2005)]

 16日の日経で、ソニーがファンナンス子会社を売却すると驚かされたが、22日に中期経営方針を発表するとアナウンスされていたので注目していた。

『世界で1万人の人員削減や11カ所の製造拠点閉鎖で2000億円のコストを削減するほか、不動産や株式など「非戦略的」な1200億円相当の資産も売却する。(日経)』

06年3月期には赤字転落となるらしい。出井さんの多角化路線を放棄し、エレクトロニクスに経営資源を集中するらしい。『「(金融事業の取り扱いについて)売却すべきだなど色々な意見があるのは理解している」と語った。』やっぱ売却はありかなア。

プレスリリース →http://www.sony.co.jp/SonyInfo/News/Press/200509/05-050/index.html

 「ソニーのいわれ
音『SOUND』や『SONIC』の語源となったラテン語の『SONUS (ソヌス)』と、小さい坊やという意味の『SONNY』----これは自分たちの会社は非常に小さいが、それにも増して、はつらつとした若者の集まりであるということにも通じます----を掛け合わせて作った言葉です。」・・・SONYのHPより。

 ウォークマン市場ではiPodに負けたが、新しいモバイルの提案に期待している。モバイルこそSONYにもっとも相応しい分野だと思うが。


吉村 昭 長英逃亡 新潮文庫 [日記(2005)]

 日本沿岸には多くの外国船が現れて幕府に通商と外交を迫り、ヨーロッパ列強によるアジアの植民地化が進む時代である。
 蛮社の獄で捕らえられた蘭学者高野長英は、兵書の翻訳を志し、牢に火を放って脱獄を企てる。北は岩手の前沢から南は四国の宇和島まで6年間の逃亡生活おくる。高野長英の脱獄と逃亡の物語である。
蘭学の物語でないところが、吉村 昭らしいところかもしれない。
あとがきに、「執筆に先立って、長英の生涯のうちどの期間に焦点をしぼって書くべきかを考え、長英が人間らしく生きたのは、永牢の刑(終身刑)で小伝馬町の牢に投じられた後、脱獄し、そして捕らわれて死にいたるまでの歳月だと知り、その経過を書くことにした。」とある。吉村には「破獄」「熊嵐」「漂流」「大黒屋光太夫」など異常をあつかった小説があるが、「長英逃亡」もこの系譜につらなるものであろう。
 長英は蘭学者のネットワークに守られて逃亡するわけだが、どうしてこうも都合よく、日本各地に長英を助ける人々が現れるのか不自然さを感じる。長英は脱獄、放火教唆の犯罪人であり、捕まれば火刑である。友人、弟子などは匿い逃亡を助けることは分かるが、何の義理もない人々が危険を犯してまでなぜ長英を助けるのか。吉村 昭にしては少し勝手が違うと感じたが、あとがきによるとほとんどが史実であるらしい。一面識も無いにも関わらず、子分が入牢中に助けられたことに恩義を感じ、長英の逃亡を助ける博徒の親分忠吉までも実在の人物である。
 おどろくのは、この時代の日本各地に多くの蘭学者、蘭法医が存在していたこと、「蘭学者」長英を匿うことに価値を見いだす知識人(読書人)の層の厚さである。長英を主人公とした逃亡の物語であるとともに、長英の逃亡を助けた庶民の物語でもある。

★★★★☆

高野長英記念館 →http://www.city.mizusawa.iwate.jp/syuzou01/
著書「救荒二物考」には、ビールの醸造法が書かれているらしい。
  →http://www.kirin.co.jp/company/history/soseiki/takano.html

長英逃亡 上 (1)

長英逃亡 上 (1)

  • 作者: 吉村 昭
  • 出版社/メーカー: 毎日新聞社
  • 発売日: 1984/09
  • メディア: 単行本


毎日新聞『今週の本棚』(3) [日記(2005)]

 9月18日「今週の本棚」は刺激的な書評が多い。
●『働き過ぎの時代』森岡孝二著(岩波新書)中村達也評
「(残業が増えている)・・・正確には、長時間労働の人たちと短時間労働の人たちに両極分化し始めたといったほうがよい。・・・90年代、パート・アルバイト・派遣などの非正規社員が正社員にとって代わり、すでに三割を越えるまでになっている。これらの人たちは、身分的にも不安定な短時間の低賃金労働が中心である。かくして、週60時間以上の正社員と、週35時間未満の非正社員への両極分化がはっきりしてきた。・・・著者は、資本主義の構造変化に結びつけてそれを解き明かす。その構造変化とは、次のキーワードによって表現される。(1)グローバル資本主義(2)情報資本主義(3)消費資本主義(4)フリーター資本主義。・・・インターネットを通じてワンクリックで本を注文すれば、瞬時にアマゾンの物流センターにつながる。その巨大なセンターでは、常時百人のアルバイトが待機していて、注文された本を『一分で三冊』のノルマでひたすら探し回る。・・・消費者が求める利便性の影に、どんな労働世界があるのかを知って、思わず考えさせられてしまう。」この週60時間の正社員は私のこと?819円なら買おうか。

●『石原莞爾 上・下』阿部博行著(法政大学出版局)五百旗頭 真評
キャプションは「神格化と断罪の呪縛を乗り越え」・・・読みたいが、上巻4200円で断念。
●『デカルトの密室』瀬名秀明著(新潮社)大岡 玲評
「『・・・(自己意識を)誰が私をここに置いたのか。誰の命令とはからいで、この場所と時間が私に割り当てられたのか』「デカルトの密室」は、この深遠な哲学的問題を主軸に展開されるミステリーだ。」パラサイト・イヴの瀬名秀明だ!1995円なら買おう!

デカルトの密室

デカルトの密室

  • 作者: 瀬名 秀明
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2005/08/30
  • メディア: 単行本


秋葉原土産 [日記(2005)]

   
秋葉原土産            USBカードリーダ・ライタ980円
 出張のついでに久々に秋葉原に寄った。昔の市場跡に高層ビルが建っているのをみてビックリ!毎月のようにwatchしていた時期もあったが、ここのところ2~3年来ていない。16日にヨドバシがopenと聞いたので行ってみる。「梅田と変わらんな!」同行した同僚の感想。アキバは初めてという同僚のため電気街を案内する、曰く「オイ、今日は平日やろ!」。目的は秋月、若松 etc。路上はみ出しで売り場でMSのアダプタ480円、USBカードリーダ・ライタ980円を発見。ポンバシ(大阪・日本橋)でも買えるかと思ったがメモステとSDカードのリード・ライタは持っていないので購入。まあまあの値段?


so-net売却? [日記(2005)]

 9月16日は出張で、ホテルのレストランで日経を読みビックリ。

「ソニーは全額出資子会社で金融事業を統括するソニーフィナンシャルホールディングスを段階的に売却する検討に入った。多角化で膨らんだ資産を大幅に整理、本業のエレクトロニクス部門再建を最優先する。同部門も事業を絞り込み、ブラウン管テレビの新機種開発を停止、薄型テレビ開発に資源を集中する。」

なんとSCNの出資比率まで下げるらしい。ソニーの金融部門と云えばソニー銀行、ソニー損保、ソニー生命。銀行、損保の赤字を生命が支えている構図だが、損保のnet成約率はたしか業界1のはず。生命も漢字生保が売上げを落とす中、順調に業績を上げていたはず。ファイナンス全体ではで黒字のはず。ソニーもとうとう事業の切り売りをするはめになったのか・・・と思っていたら下記のプレスリリースが出た。

『「9月16日付 日本経済新聞朝刊における報道内容について」

 本日の日本経済新聞の1面記事報道内容につき、弊社としてのポジションを下記の通り表明いたします。

 本記事は、弊社が金融事業を売却する計画である旨記述しておりますが、これは誤りです。
 弊社は、金融事業持株会社であるソニーフィナンシャルホールディングス(SFH)設立(2004年4月)に際し、将来的な同社株式上場の計画を表明しました。現在もこの考え方には変更ございません。また上場後の同社株式売却の計画も一切なく、金融事業売却の印象を与える本記事内容は大変に遺憾です。

 また、本記事中スカイパーフェクト・コミュニケーションズの株式売却の可能性についても言及がありますが、これについても現時点では一切考えておりません。

 弊社は9月22日にグループの経営方針を対外発表させていただく予定にしており、その中で、個別事業分野についての具体的施策を明らかにさせていただく予定ですので、本記事中で言及されている上記以外の具体的な施策については、現時点でのコメントを控えさせていただきます。』

わがso-netの行く末のためにも9月22日は注目である。


大阪の右、東京の左 [日記(2005)]

写真無し・・・そのうちに
大阪の右、東京の左

 何のことかというと、エスカレーターの乗り方ことである。大阪ではエスカレーターは右側に乗り左側は追い越し車線として急ぐ人に空けるのが一般的である。というかルールとなっている。東京はこのルールが逆で、右側が追い越し車線となり、立ち止まって乗る人は左側に乗る。東京出張で、朝のラッシュ時にエスカレーターの右側で立ち止まろうものなら、白い目で見られる。気の弱い私など、エスカレーターの前に来ると思わず緊張してしまう。このルールの東西差はいつ頃から生まれたのだろうか。真ん中の名古屋はどうなっているのだろうか。札幌や仙台、広島や福岡は?


blog有料化も歓迎 so-net [日記(2005)]

 12日の「お知らせ」に
 『その後の検討の結果、お客様が広告の表示・非表示を選択できる(有料の可能性も含みます)ような解決策をご提供できるまで、広告表示をいったん停止させていただくことにいたしました。』・・・当然そうでしょう。

 今回の「広告添付」の決定は、社内のどの層で決定されたのか分からないが、拙速と批判されてもしかたがない。ITについては専門家集団だろうが(これだけ接続障害がおきればそうでもないか)、ビジネスの初歩はご存じなのだろうか。今日、カスターマーオリエンティッド、カスタマーサティスファクションは常識である。顧客の指支持無くしてどんなビジネスも成り立たなくなっている(決して顧客に迎合せよというのではない)。
 12日の決定は、so-netと10年近くつきあってきた顧客の一人として心から歓迎したい。「有料の可能性も含みます」とあるが、有料化も賛成。料金を払ってでも、よりよいサービスを求めたい消費者はたくさんいるはずである。(個人情報がダダ漏れのどこかの会社と違う)so-netの健闘を祈ります。