持続可能なmovie life NHK/BS 映画

　

　持続可能な「定常型経済」生活という駄文で、NHK/BSの映画の話を書いたんですが、その続きです。2~3月の放映予定のうち、感想をblogに載せたもの一般受けしそうなものだけピックアップ。 BS契約しているので確認できませんが、かつては録画or追いかけ再生すると「受信機設置のご連絡のお願い」云々の文字が外れたのですが、今はどうなんでしょう？。

2月後半

2月14日（火）ゴースト　ニューヨークの幻　1990年アメリカ

2月15日（水）ジャイアンツ　1956年　アメリカ

2月16日（木）天地明察　2012年　日本

2月20日（月）レナードの朝　1990年　アメリカ

2月22日（水）オーシャンズ11　2001年　アメリカ

2月27日（月）乱　1985年　日本／フランス

　　　　　　 ★ドライビング　ＭＩＳＳ　デイジー　1989年　アメリカ
3月前半

3月1日（水）★裏窓　1954年　アメリカ　→ヒッチコック

3月4日（土）ジュラシック・ワールド　2015年　アメリカ

3月5日（日）ジュラシック・ワールド／炎の王国　2018年　アメリカ

3月6日（月）★ギルバート・グレイプ　1993年　アメリカ

3月8日（水）★鳥　1963年　アメリカ→ヒッチコック

3月9日（木）★俺たちに明日はない　1967年　アメリカ

3月13日（月）華麗なるギャツビー　2013年　アメリカ

                    グリーン・デスティニー臥虎藏龍　2000年　アメリカ／中国

3月14日（火）LION/ライオン～25年目のただいま～　2016年　オーストラリア

3月15日（水）★めまい　1958年　アメリカ　→ヒッチコック

3月16日（木）★バグダッド・カフェ　ニュー・ディレクターズ・カット版　2008年（オリジナル1987年）年　ドイツ

　新しいものが2018年の『ジュラシック・ワールド／炎の王国』、古いものが1954年のヒッチコックの『裏窓』。ドライビング　ＭＩＳＳ　デイジー、バグダッド・カフェが繰り返し放映される辺りで、NHKの好みが大体わかりますね。ヒッチコックが3本入っているということは、NHKもネタ切れ？。『ジュラシック・ワールド』はBSシネマ初登場だと思います。
　
『鳥』のジェシカ・タンディ　　　　『ドライビングMissデイジー』のジェシカ・タンディ

見どころ

ドライビング Missデイジー(1989)　2月27日（月）

　未亡人（ジェシカ・タンディ）と彼女の専属運転手（モーガン・フリーマン）の25年に亘る交流を淡々と描いただけの映画です。ユダヤ人と黒人の組み合わせ、舞台が米南部アトランタというところがミソ。テーマはアメリカの人種差別ですが、ジェシカ・タンディとモーガン・フリーマンという名うての役者の演技で「それはそれ」と描かれます。

ヒッチコック3本

　裏窓（1954）、鳥（1963）、めまい（1958）の3本。この3本を見れば、ヒッチコックの映画作りの上手さが分かります。一言で言えば「騙される快楽」？。

ギルバート・グレイプ（1993年）

　『マイライフ・アズ・ア・ドッグ』のラッセ・ハルストレム+ジョニー・デップ+レオナルド・ディカプリオの八方塞がりの青春からの脱出物語。ヨーロッパの監督が米で映画を作れば、一味も二味も違ったハリウッド映画が出来る(Ex.エリアン4)という見本です。

俺たちに明日はない（1967）

　アメリカン・ニューシネマの代表作。1930年代の閉塞感の中で暴走するボニーとクライドの青春物語です。

バグダッド・カフェ(1987)

長年「女」をやってきてスリ切れたドイツと黒人のオバサン同士が、客の来ない西部のドライブイン“ バグダッド・カフェ”で意気投合する、それだけの話です。でも面白い、何処が？と言われれば答に詰まりますが…。

　映画の面白さとは何か？、3月4日放映の『ジュラシック・ワールド(2015)』と見比べてみると分かります。『ジュラシック・ワールド』を取るかヒッチコックを取るか？、ですね。　

　3月の放映で興味のあるところは、『華麗なるギャツビー』が1974年と2013年でどう違っているのか？、『LION/ライオン～25年目のただいま～』で『ドラゴン・タトゥーの女』のルーニー・マーラーがハートウォーミングの映画？でどんな演技を見せてくれるのか？、です。　→当blogのネタバレ映画館

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