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FT301 (2) [日記(2005)]


概略 1
 パネルを見ると、おなじみのノブやスイッチが並んでいる。
●チューニング・ノブ
VFOで各バンド500kHzカバーしている。ダイヤルは右に回すと周波数が下がる。今まで使ってきたjr599とは逆でありとまどう。ケンウッド(トリオ)も、バーニャダイアルも右回転で周波数が上がる仕様。プリミックスのクリスタルの関係で、VFOの5.5MHzが低い方のバンドエッジくる為。
操作感は不安なほど「軽い」。少し触っただけで周波数が変わる。

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FT301 (1)入手 [日記(2005)]

 
Yaesu FT301SD

 30年前のトランシーバーをオークションで落札。
3.5MHz~28MHz、CW,SSB,RTTY,AM、出力10Wのトランシーバ。
末尾のSDはデジタルリードアウトの10W機のこと。手持ちの電源、ダミーなどとの兼ね合いで10Wを選択。と云うより安値で落札出来た無線機がft301sdだったに過ぎない。

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100円図書館 [日記(2005)]

 古本なら100円でベストセラーを読むことができる。ミスベス1位 「クライマーズ・ハイ」は無理だが、1999年の直木賞、佐藤賢一の「王妃の離婚」なら100円で読むことができる。ダヴィンチ・コードは読めないが、スティーブン・ハンターやキングなら100円で読むことができる。ハリーポッターも、半額で古本屋に出だしたから、もう少しの辛抱かもしれない。焦って読まなければならないベストセラーなどありはしない(「荊の城」は結局買ってしまった)。
 目的の本を探し出すためには、若干の根気と忍耐が必要だが、贅沢を云わなければ世界の古典と数年遅れのベストセラーは100円で読むことができる。日経朝刊が1部140円だから、日経よりははるかに読みごたえがある(よく考えれば、日経も経済ゴシップが中心だから、スポーツ紙と大して変わらない?)。100円だから、読んで面白くなければ読み捨てても惜しくは無い。
と云うわけで、私の本棚は、最近ではほとんど100円の文庫本で埋まってきた。何故文庫本かと云うと、ハードカバーは場所を取る。溢れると、再読しない本から捨てている。北杜夫は学生時代、蔵書はミカン箱1箱と決めていたそうである。ミカン箱から溢れる本は古本として売払っていた。結果、ひと箱の良書が手元に残ったと、どこかに書いていた。このひそみに習っている。
  100円の古本にまつわる笑い話をひとつ。上野遼に「ひげよさらば」と云う小説がある。登場人物?がすべてネコと云うファンタジーである。大昔NHKの人形劇として放映されたことがある。この文庫本がたまたま目に付いたので買った。上下2巻あったが、面白ければ下巻を買えばよかろうと上巻だけ買った。これが面白い。あわてて下巻を買いに走ったが無い。書店を2~3軒回ったが無い。取り寄せを頼むと絶版とのこと。下巻に巡り会ったのは半年も後のことである。この時から、上下物は2冊まとめて買うようにしている。古本にも「秋葉原の法則」?が当てはまる。一度逃すと二度目は無い。
かくして、私の読書は100円の古本が中心である。