2023年に観た映画 [日記 (2023)]
今年は、レンタルとアマゾンで30本ほど観ました。『トップガン マーヴェリック』『アバター ウェイ・オブ・ウォーター』『ジュラシック・ワールド/新たなる支配者』とヒット作の続編を観ましたが、いずれも柳の下のドジョウを狙った凡作。面白かったのは、『ロブスター』、『最後の決闘裁判』、『ある画家の数奇な運命』の3本。我ながら偏った好みだと思いますw。『ロード・オブ・ザ・リング』『ホビット』の未収録シーンが追加された「エクステンデッド・エディション」も観ました。通して観ると6時間を超えます、オリジナルに比べると因果関係が分かるシーンが追加され面白いです。映画は演出、脚本、役者と共に「編集」というのが重要なファクターだと理解できました(アカデミー賞にも編集賞があります)。
『DUNE/デューン 砂の惑星』が面白かったのでドゥニ・ヴィルヌーヴを7本観ました。異星人とのコンタクトの『メッセージ』は、人にとって時間とは何かを描いて奥深いものがあります。『複製された男』はSFというより心理ドラマです。アンドロイドが子供を産む『ブレードランナー2049』は、リー・スコットの『ブレードランナー』の続編ですが本編を越えています。いずれも原作をヒネったヴィルヌーヴの知性が感じられる映画です。料理とフランス革命を掛けた『デリッシュ』は隠れた名作、探せば面白い映画もまだまだありそうです。最近の映画はCGが多用されていますが、『空軍大戦略』はスピットファイヤー、メッサーシュミットの実機を使った映画で、リアリティが違います。AIを使って、俳優が一人も出てこない映画が制作されるでしょう。
『ドラマ・ファーゴ』と『ナイト・マネージャー』『ミス・マープル』『シャーロック』とPrimeVideoでドラマにも手を出しました。『ドラマ・ファーゴ』は映画『ファーゴ』にインスパイアされて作られたドラマだそうで、残酷な殺人が軽妙な会話に乗って進行するユーモアが持ち味です。シーズン1は、マーティン・フリーマンとビリー・ボブ・ソーントンのコンビが絶妙です。『Lost』『ウォーキング・デッド』『ゲーム・オブ・スローンズ』と、英米のTVドラマは概ねベルが高いです。
【今年観た映画】
35.デリシュ!(2020仏ベルギー)
34.灼熱の魂(2010加)
33.空軍大戦略(1969英米)、バトル・オブ・ブリテン 史上最大の航空作戦(2018ポーランド)
32.複製された男(2013加)
31.DUNE/砂の惑星(2021米)
30.ドラマ ファーゴ シーズン2(2014米)
29.アキ・カウリスマキ監督 敗者三部作(1996、20002、2006フィンランド)
28.ノマドランド(2021米)
25.ベルファスト(2021愛英)
24.ジョジョ・ラビット(2019米)
23.ミレニアム完全版(2009、10 スエーデン)
22.アニメ 沈黙の艦隊(1995,97,98日)
21.最後の決闘裁判(2021英米)
20.ドラマ スパイを愛した女たち リヒャルト・ゾルゲ (2019露)
19.こころ(1955日)
18.禁じられた遊び(1952仏)
17.チャーリング・クロス街84番地(1987米)
16.アバター ウェイ・オブ・ウォーター(2022米)
15.LAMB/ラム(2021アイスランド、スウェーデン、ポーランド)
14.ザリガニの鳴くところ(2022米)
13.ロブスター(2015ギリシャ、仏、愛蘭ほか)
12.海賊とよばれた男(2016日)
11.マザーレス・ブルックリン(2019米)
10.かくも長き不在(1960仏)
9.ジュラシック・ワールド/新たなる支配者(2022米)
8.アナザーラウンド(2020デンマーク)
7.ある画家の数奇な運命(2018独伊)
6.スポットライト 世紀のスクープ(2015米)
5.ファイナル・カウントダウン(1980米)
4.ピアノ・レッスン(1993仏ニュージーランド豪)
3.リプリー(1999米)
2.トップガン マーヴェリック(2022米)
1.ドント・ブリーズ(2016米)
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