今年も残すところ後10日あまり。今年の読書は60冊と週1冊の目標を達成。あらためて、バラバラの選択に唖然としますが、面白そう!と手当り次第に読むと、こうなります。コロナ禍で図書館が一時閉鎖された時には慌てました…。

 日韓関係を憂慮したわけでもないのですが、昨年から朝鮮・韓国関係を読んでおり、今年もその延長で11冊。『族譜・李朝残影』『妓生「もの言う花」の文化誌』などマニアックなものから、ベストセラー『親日派のための弁明』『反日種族主義との闘争』までいろいろ。呉善花 氏は、この手の本では一番シックり来ました。おかげでニュースを読んでも、いたずらに「嫌韓」に走ることもなくなりました、「さもありなん」と。

 面白かったのは、『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』『芭蕉という修羅 』『大阪アースダイバー『ドキュメント 戦争広告代理店』。小説では、『 わたしを離さないで 』『 荊の城 』『 エアーズ家の没落』。このあたりはお薦めです。三体』も面白いので完結編の出版が待たれます。イエスという男 』は個人的な趣味、読了しましたが、感想文が未完。コミックは普段読まないのですが、『風の谷のナウシカ』はアニメとは別物でなかなか奥深いです。三島由紀夫が亡くなって50年、個人的に思い出深い事件だったので『金閣寺』を再々読。青春小説?の白眉です。

 『 ボヴァリー夫人』で古典1冊制覇。けっこう面白かったので、来年は『アンナ・カレーニナ』『失われた時を求めて』あたりにチャレンジしたいです。『全滅領域 (サザーン・リーチ1)』も読んだのですが、第二部『監視機構』で挫折、来年再読しますw。