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今年もお終い 2021年の読書 [日記 (2021)]

風の谷のナウシカ 1 (アニメージュコミックスワイド判)
ナウシカ考 風の谷の黙示録
中世倭人伝 (岩波新書)
路 (文春文庫)









  今年は41冊。コロナ禍で図書館が休館となったこともあり、週1冊のノルマが達成できず。休館より集中力が無くなったかも知れません。エンタメ小説を読めば3日に1冊も可能でしょうが...。
 面白かったのは、コミック『風の谷のナウシカ』を民俗学の視点で解き明かした赤坂憲雄『ナウシカ考 風の谷の黙示録』、倭寇を国家や民族境界からはみ出したマージナル・マンと捉えた村井章介『中世倭人伝』。忠臣蔵を金銭面から描いた山本博文『「忠臣蔵」の決算書』も無類の面白さ。小説ではマルグリット・デュラス『愛人/ラマン』、吉田修一『悪人』『路 ルウ』など。
 リスト化してみると、「嫌韓」本が多いなァという実感。朝鮮史に興味があるので、山川の分厚い『朝鮮史1,2』も読んだのですが、バイアスのかかった本で失望。朝鮮・韓国の本は要注意です(Wikipediaの方が偏りは少ない、w)。
 1年で52冊読めたとして10年で520冊です。大して読めませんから、本の選択が重要ですね。来年はテーマを決めて重厚長大を目指しますw

【リスト】★→オススメ
41.プレディ・ミカコ 他者の靴を履く(2021文藝春秋)
40.嵐山光三郎 素人庖丁記(1987講談社)★
39.古田博司 使える哲学(2015ディスカヴァー・トゥエンティーワン)
38.山本博文 「忠臣蔵」の決算書(2012新潮新書)★
36.37吉田修一 怒り (上)(下) (2014中公文庫)
35.吉田修一 路 ルウ (2012文藝春秋)★
33.34.吉田修一 悪人 (上)(下)  (朝日文庫)★
32.吉田修一 続・横道世之介(2019中央公論新社)
31.シンシアリー 日本語の行間(2021扶桑社)
30.吉田修一 横道世之介(2009毎日新聞)
29.ローラン・ビネ HHnHプラハ、1942年 (2013東京創元社)★
28.吉田修一 女たちは二度遊ぶ(2006角川文庫)
27.シンシアリー 恥韓論(2014扶桑社新書)
26.中川 健一 全国2954峠を歩く(2018内外出版)
25.村井章介 中世倭人伝 ① (1993岩波新書)★
24.鈴置高史 米韓同盟消滅 (2018新潮新書)
25.馳星周 少年と犬(2020文藝春秋)
24. ドナテッラ・ディ・ピエトラントニオ 戻ってきた娘(2021小学館)
23.夏目漱石 夢十夜(1908青空文庫)
22.柚月裕子 孤狼の血(2015角川)★
21.村上春樹 一人称単数 (2020文藝春秋)
20.出口治明 教養としての「地政学」入門(2021日経BP)
19.大江健三郎 燃え上がる緑の木 第一部 「救い主」が殴られるまで
17.李成市、宮嶋博史 朝鮮史 2 ① (2017山川出版)
16ユッシ・エーズラ・オールスン 特捜部Q―アサドの祈り― (2020 ハヤカワ・ミステリ)
15.李成市、宮嶋博史 朝鮮史 1 ① (2017山川出版)
14.石 平 朝鮮通信使の真実(2019ワック)
13..武藤正敏 文在寅の謀略 すべて見抜いた!(2020悟空出版)
12.宮崎駿 宮崎駿の雑想ノート(1997大日本絵画)★
11.宮崎 駿 泥まみれの虎 宮崎駿の妄想ノート(2002大日本絵画)★
9.10浅田 次郎 流人道中記 ① (2020中央公論新社) 
8.大平 裕 知っていますか、任那日本府①  ②(2013PHP研究所)
7.赤坂 憲雄 ナウシカ考 風の谷の黙示録① (2019岩波書店)★
6.カズオ・イシグロ わたしたちが孤児だったころ (ハヤカワepi文庫)
5.百田尚樹 今こそ韓国に謝ろう(2017飛鳥新社)
4.パオロ・ジョルダーノ コロナの時代の僕ら(2020早川書房)
3.マルグリット・デュラス 愛人/ラマン(1992河出文庫)★
2.百田尚樹 有本香日「本国紀」の副読本(2018産経セレクト)
1.百田尚樹 日本国紀(2018幻冬舎)

タグ:読書
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